車にぶつけられた! 停止中にぶつけられたが、相手が修理代を支払おうとしない!
Aさんが住宅街から幹線道路に出るT字路の赤信号で信号待ちをしていたところ、幹線道路側からトラックが右折してきました。
トラックの右折してくる角度が浅いとAさんは感じたのですが、信号が相変わらず赤のため、Aさんは停止線から動くこともできず、そのまま自動車の右側面をぶつけられててしまいました。
解決までの流れ
文中のアイコンにマウスをあてると解決へのポイントが表示されます。
Aさんから事故の連絡を受けた担当者は、赤信号で停止していたAさんに責任なく、当社の担当者が相手方の運転手と示談交渉をすることができないことをAさんにご説明しました。そこで、担当者はAさんにBさんへの修理代の請求の仕方についてアドバイスしました。
お客さまの代わりに当社が相手と交渉するサービスは、お客さまが相手に対して損害賠償責任を負い、保険を使用することを前提にして、ご提供しております。
そのため、今回のようにお客さまに責任が発生しないケースの場合では、当社は相手と直接に交渉することはできませんが、お客さまと相手が交渉する際のアドバイスをさせていただくことができます。
Aさんは担当者のアドバイスとおり、すぐに修理工場に修理見積書を取ってBさんに連絡し、修理代を支払って欲しいと告げました。
ところがBさんは、「Aさんも停止線から動いたからぶつかったんだ。お互い様だ。」と言って、Aさんのお車の修理代を支払おうとしませんでした。
交通事故で困ったケースとしてよくあるのが、事故にあったお互いの言い分が、時間の経過とともに食い違ってくることです。その場で警察に連絡をして、物損事故の届け出を行い、状況をしっかり説明しておくことで、後々のトラブルを軽減できます。
(ただし、交通事故における責任の割合は当事者間で決定するものであり、警察が決定することはありません。)
AさんはBさんに何度か連絡して修理代を請求したものの、Bさんは応じる素振りもなく、困ったAさんは当社の担当者にアドバイスを求めました。
Aさんから相談をもらった担当者は、Aさんのご契約に「弁護士費用特約」がセットされていることを確認し、「弁護士費用特約」の利用をお勧めしました。
Aさんは早速C弁護士事務所に連絡をして相談しました。
相談の結果、AさんはC弁護士に、法的な手段を使った解決を依頼することにしました。
C弁護士はBさんに連絡を取って話をしましたが、やはりBさんは支払いに応じる様子ではありませんでした。そこで、C弁護士にBさんに対して内容証明を送付して、損害額相当の支払いを請求することにしました。
内容証明を送付後、すぐにBさんからC弁護士に連絡が入り、修理代を振込むと伝えてきました。その数日後、Aさんは損害額の振込みを受けることができました。
C弁護士事務所への弁護士費用は、当社から「保険金(弁護士費用)」として支払われました。
損害の状況・お支払いした保険金
損害額
自動車右側面損害の修理、塗装、部品代:¥178,000
お支払いした保険金
弁護士費用(弁護士費用特約保険金):¥159,240
お役にたった補償
お客さま、そのご家族またはご契約のお車に搭乗中の方などが、自動車にかかわる所定の被害事故にあい、損害賠償請求を行う場合に生じる弁護士費用や、法律相談・書類作成をする場合の費用をお支払いします。※1(1事故1名につき弁護士費用は300万円限度、法律相談・書類作成費用※2は10万円限度)
- ※1弁護士費用や法律相談費用には、司法書士に依頼した場合の費用を含みます。司法書士や行政書士に依頼した書類作成に要した費用は書類作成費用としてお支払いします。
- ※2保険始期日が2015年12月31日以前のご契約の場合は、「法律相談費用」の名称となります。
事故対応のプロフェッショナル
今回のような自動車搭乗中のケース以外にも、「歩行中に自動車にはねられた」「自宅に自動車が突っ込んだ」など自動車を原因とした被害事故に広く対応できるのが弁護士費用特約の特徴です。個人名義で複数のお車をお持ちの方は、どれか1台に付けておくと、全てのお車をカバーできますし、万一の時に使用されても翌年の適用等級に影響がありません。
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