事故じゃないけど・・・ 台風で川が増水し、車庫に止めていた車が水没してしまった!

8月の初旬のある日、台風が接近してきていて朝から強い雨が降っていました。

Aさんは、勤務先から早めに帰宅しましたが、自宅近くの川が増水し、自宅の前の路地はAさんのヒザ下くらいまで水かさが増していました。

幸い、自宅に浸水はしなかったものの、自宅の車庫に止めていた車は、シートのあたりまで水に浸かってしまいました。

エンジンに水が浸水していた場合、エンジンをかけると故障の可能性があることを知っていたAさんは、増水が治まると、車を購入したディーラーに連絡しました。

ディーラーに確認してもらったところ、エンジンには問題ありませんでしたが、車内に水が入ったため、川の泥などが残ってしまいクリーニング作業が必要となりました。Aさんは当社に連絡し、保険で対応することにしました。

解決までの流れ

担当者から、保険金お支払までの流れを説明させていただきました。

状況確認の図

担当者はディーラーに連絡を取り、お車の状態を確認するためにアジャスター(鑑定人)を派遣する打ち合わせをしました。

ディーラーに赴いた鑑定人は、お車の状態を確認し、ディーラーのサービス担当者とクリーニング作業費用について協定を行いました。

鑑定人から、Aさんのお車の損害調査の報告書が提出されました。

修理内容の調査の図

Aさんのお車のクリーニング作業が終了し、保険金をディーラーにお支払いしました。

保険金のお支払いの図

損害の状況・お支払いした保険金

損害額

車内のクリーニング費用:¥316,000

お支払いした保険金

Aさんの車の損害(車両保険金):¥316,000

お役にたった補償

ご契約のお車が事故で壊れたり、火災や盗難にあったときに保険金をお支払いします。

「車庫での水災」の補償をえらんでいない場合(自宅・車庫での車両水災対象外をセットしている場合)、ご契約のお車が水災にあったときは補償されません。

事故対応のプロフェッショナル

本件のポイントは、増水が治まったとき、Aさんがすぐに車を動かさなかったことでしょう。

水が残ったままエンジンをかけてしまった場合、損害が拡大していた危険性がありました。

対物(車両、対物賠償)

担当者 H.O

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