基本補償 対物賠償保険
他人の車や建物、財物等に損害を与えた場合の補償
保険金額は安心の無制限
対物賠償保険とは
ご契約のお車の事故により、相手の車や建物、財物等のモノを壊してしまい、お客さまが法律上の損害賠償責任を負った場合の補償です。
対物賠償保険の特長
特長1 保険金額は高額な損害にも安心の無制限です
交通事故による損害賠償では損害が高額になる場合があります。いつも安心して運転いただくために「おとなの自動車保険」では対物賠償の保険金額を無制限で設定しています。
実際に発生した対物事故の事例
トラックが踏切内で脱輪してしまい電車と衝突。
そのまま電車は脱線し近くの家屋に衝突した。
損害額1億2,036万円
特長2 安心の示談代行サービスがすべてのご契約にセットされています
相手方との示談交渉は当社が行いますので、安心してお任せください。
- ※お客さま(被保険者)からの要請と、相手方の同意が得られた場合にかぎります。
- ※お客さまに法律上の損害賠償責任がない場合など、一部示談代行サービスを行うことができない場合があります。
特長3 「対物全損時修理差額費用特約」でさらに補償を拡充できます
オプションで「対物全損時修理差額費用特約」をセットすることができます。
年式の古い車と衝突して修理費用が時価額を上回る場合、その差額を補償する特約です。
対物賠償保険の対象範囲
補償の対象となる方
下記の1~5の中でご契約の運転者範囲に含まれている方が補償の対象となります。
- 記名被保険者
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者または配偶者の同居の親族
- 記名被保険者または配偶者の別居の未婚の子
- 記名被保険者の承諾を得て契約自動車を使用または管理中の方
など
お支払いの対象となるケース
- 他人の車や家屋などの修理費用(修理費用が時価額を上回る場合は時価額でのお支払いとなります)
- 他人の財物を壊してしまったことによる間接的損害(休車損害、代車費用、商店などの営業損失等)
など
お支払いの対象とならないケース
- ご自身やご家族の所有・使用・管理する物の損害(例:車庫入れ時の自宅の壁の破損)
- お客さまに法律上の損害賠償責任が発生しない場合(例:自然災害により生じた損害)
など
このようなときに役に立ちます
乗用車による事故でも億単位の高額請求となるケースがあります。
事例1 踏切内で脱輪して電車と衝突。そのまま電車は脱線し近くの家屋に衝突した事故
電車車両復旧費 | 8,700万円 |
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線路・電気設備復旧費 | 1,700万円 |
家屋復旧費 | 1,600万円 |
賠償額 | 1億2,000万円 |
事例2 ブレーキとアクセルを間違え、乗用車がペットショップに飛び込んでしまった事故
相手方は店舗損害や商品代金など約4億円の損害賠償を求めて裁判を起こしました。判決では2,177万円が認められました。
(東京地裁平成23年11月25日判決)
店舗損害 | 893万円 |
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店舗商品 | 320万円 |
什器備品 | 122万円 |
工事による売上の減少 | 842万円 |
賠償額 | 2,177万円 |
他車運転特約 必ずセットされる補償です
被保険者が借用中の自動車を運転中の事故(対人・対物・人傷※1・車両・自損※2・無保険車)について、借用中の自動車をご契約のお車とみなして、ご契約のお車の契約内容に従い、保険金をお支払いします。
ご自分の保険から優先してお支払いすることもできますので、貸主にご迷惑をかけることもありません。
- ※1人身傷害保険をセットしている場合にお支払いします。
- ※2人身傷害保険をセットしていない場合にお支払いします。
借りたお車自体の車両損害についても、ご契約のお車が車両保険に加入されているなど、一定の条件を満たせば、ご自分の保険から優先して保険金をお支払いすることができます。(時価額が限度です。自分の車両保険の金額が限度となるわけではありません。)
レンタカーをご使用の場合でも補償の対象となります。
他車運転特約で、「補償される場合」と「補償されない場合」の具体的な事例は、こちらをご確認ください。
対物賠償保険を使った場合の等級について
等級が3つ下がります(3等級ダウン事故)
対物賠償保険金が支払われる事故で保険を使った場合、翌年のご契約では等級が3つ下がります。
等級が低いほど割引率も低くなるため、翌年以降の保険料が高くなる可能性があります。
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