自動車保険の保険料が安い補償プラン:
補償選びの参考例
「自動車保険の保険料をなるべく安くしたい」と思っても、どのようにプランを変更すればよいかわからない方は少なくありません。この記事では、自動車保険の保険料を安く抑えるための最低限の補償プランの考え方や、安く抑える7つの方法を具体的に解説します。ご自身に最適な補償選びに、ぜひお役立てください。
自動車保険の年間平均保険料
自動車保険の保険料は、車の種類(用途・車種)によって変わります。損害保険料率算出機構「2025年度版 自動車保険の概況」によると、用途・車種別の年間平均保険料の目安は以下のとおりです。
| 用途・車種 | 年間平均保険料(目安) |
|---|---|
| 自家用普通乗用車 | 約75,267円 |
| 自家用小型乗用車 | 約55,404円 |
| 軽四輪自動車(乗用車) | 約51,059円 |
出典:損害保険料率算出機構「2025年度版 自動車保険の概況」
「第13表 任意自動車保険 用途・車種別統計表〈2024年度〉その1」のデータを用いて各車種の「保険料総額」を「契約台数」で割ることで算出しています。
ただし、上記はあくまで平均であり、実際の保険料はこれだけで決まるわけではありません。補償内容(対人・対物・車両保険の有無や保険金額)、運転者の年齢・等級・運転免許証の色、年間走行距離、支払方法など、さまざまな項目が組み合わさることにより最終的な金額が決まります。
ご自身の保険料相場の目安を確認したい方は、以下のページもあわせてご覧ください。
必要最低限の補償で自動車保険の保険料を抑える方法
必要最低限の補償を確保して保険料を抑えるには、以下の3つの視点で検討することがポイントです。
- 相手方への補償は削らず無制限のまま維持する
- ご自身や同乗者への補償は車内のみ補償タイプ+最低保険金額に設定する
- ご自身のお車への補償は「なし」またはエコノミータイプ(車対車+A)を選択する
「おとなの自動車保険」での具体的なプランは以下のとおりです。
| 補償対象 | 名称 | 補償種別 | プラン |
|---|---|---|---|
| 事故の相手方への補償 | 対人賠償保険 | 基本補償 | 無制限 |
対物賠償保険 | 基本補償 | 無制限 | |
| ご自身や同乗者への補償 | 人身傷害保険 | 基本補償 | 3,000万円~(車内のみ補償) |
| ご自身のお車への補償 | 車両保険 | えらべる補償 | 「なし」または「エコノミータイプ(車対車+A)」 |
※ 基本補償として自動セットされるその他の特約は、補償内容をご確認ください。
それぞれの保険でどのようなことに備えられるのか、詳しい内容は次の章でご説明します。
相手方への補償
自動車保険には、事故の相手方への補償として主に以下の3つがあります。
- 対人賠償保険
- 対物賠償保険
- 対物全損時修理差額費用特約
それぞれの補償内容を確認しておきましょう。
対人賠償保険
対人賠償保険 基本補償
ご契約のお車による事故で他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負う場合に保険金をお支払いします。

対人賠償保険とは、ご契約のお車による事故で相手方の「身体に与えた損害」を補償する保険です。歩行者や相手方の車の搭乗者などを死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険で補償される保険金額を超過した分に対して保険金をお支払いします。
「おとなの自動車保険」は、すべてのお客さまに対する基本補償として、対人賠償保険金額を無制限に設定しています。
対物賠償保険
対物賠償保険 基本補償
ご契約のお車による事故で他人の財物に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負う場合に保険金をお支払いします。

対物賠償保険とは、ご契約のお車による事故で相手方の「財物に与えてしまった損害」を補償する保険です。以下のような財物に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金をお支払いします。
- 事故の相手方の車
- 事故の相手方の家屋などの所有物
- ガードレール、街灯などの公共物
など
また、対物賠償保険では直接的な修理費用だけでなく、事故により店舗に対して損害を与えて営業が停止した場合の休業損害などの間接的な損害も補償の対象になります。
「おとなの自動車保険」では対人賠償保険・対物賠償保険ともに保険金額が無制限となっているため、万が一の高額賠償にも備えられて安心です。
対物全損時修理差額費用特約
対物全損時修理差額費用特約とは、対物事故で相手方の車の修理費用が時価額を超えた場合に、超過分を補償する特約です。
法律上、対物賠償保険で補償できる金額は相手方の車の時価額が上限となります。そのため、年式が古い車など時価額が低い車に損害を与えた場合、修理費用が時価額を大きく上回るケースがあり、超過分は通常の対物賠償保険では補償されません。この特約をセットすることで超過分もカバーでき、円満な事故解決につながります。
補償される超過分の限度額は一般的に50万円程度に設定されている場合が多く、保険会社によって異なります。また、特約の扱いも保険会社によって異なり、任意でセットできる場合と、自動的にセットされる場合があります。「おとなの自動車保険」では自動セットとなっているため、別途付帯の手続きは不要です。
対物全損時修理差額費用特約について詳しくは、以下をご覧ください。
ご自身や同乗者への補償(人身傷害保険)
人身傷害保険 基本補償
ご契約のお車に搭乗中の方が、自動車事故で死傷したことにより被る損害に対し保険金をお支払いします。

「人身傷害保険」はご自身や同乗者のケガなどに対する補償です。ご契約のお車に搭乗中の方が自動車事故で死傷したとき、事故の過失割合にかかわらず、以下のような損害の実際の損害額(当社約款に定められた基準により算出した金額)をお支払いします。
- ケガの治療費
- ケガにより働けない間の収入(休業損害)
- 精神的損害
など
保険金額はお客さまご自身で設定ができ、無制限にすることも可能ですが、保険金額が大きいほど保険料も高くなります。たとえば小さなお子さまがいるご家庭など、働けなくなったときに家族への影響が大きい場合は、「5,000万円」以上を目安に検討してみてください。
なお、「おとなの自動車保険」の人身傷害保険は以下2つのタイプから選択いただけます。
車内のみ補償
ご契約のお車に搭乗中の事故に補償を限定したタイプです。補償範囲を絞ることで、保険料を抑えやすくなります。
車内・車外ともに補償
ご契約のお車に搭乗中の事故に加え、他人の車やタクシーに搭乗中の事故、歩行中の自動車事故など自動車事故全般を補償するタイプです。補償の範囲が広い分、保険料は高くなります。
※ 車内・車外ともに補償するタイプの車外部分について:ご自身やご家族がすでにご契約されている自動車保険でセットされている場合、補償が重複する可能性があります。
ご自身のお車への補償(車両保険)
車両保険 えらべる補償
衝突、接触などの偶然な事故によりご契約のお車が損害を被った場合に保険金をお支払いします。

車両保険とは、「ご自身のお車」が衝突や接触、自然災害などの偶然な事故によって損害を受けた場合に、修理費用や買替え費用が補償される保険です。保険料を抑えたい場合は、車両保険をつけないか、エコノミータイプを選ぶとよいでしょう。
- エコノミータイプ(車対車+A):お車同士の事故・火災など補償を絞ったタイプ
- フルカバータイプ(一般車両):単独事故・当て逃げを含む幅広い補償
- 車両保険なし:保険料を最も抑えられる選択肢
タイプごとの補償内容は以下のとおりです。
| タイプ | エコノミータイプ(車対車+A) | フルカバータイプ(一般車両) |
|---|---|---|
| 補償の範囲 |
※ 盗難、自宅・車庫での水災の補償は外すこともできます。 |
※ 盗難、自宅・車庫での水災の補償は外すこともできます。 |
| 保険料 | フルカバータイプと比べて安い | エコノミータイプと比べて高い |
自己資金で修理費を賄える方や、多少の傷はそのままでも問題ないと考えている方は、車両保険をつけない選択肢も十分考えられます。廃車になった場合も自己資金で次の車を購入できるのであれば、同様です。
また、車の時価額が低い場合も車両保険をつけない選択肢が考えられます。車両保険の保険金額は契約する車の時価額をベースに決まるため、時価額が低いと保険金額も小さくなり、修理費を十分に確保できないケースがあります。
年式が古い車への車両保険付帯は、保険料と補償内容(保険金額・補償範囲)のバランスをよく確認したうえで判断しましょう。
自動車保険の保険料を安く抑える方法
契約条件や補償内容の見直しに加え、割引制度を活用することでも保険料を抑えられます。保険料を安く抑える具体的な方法は、以下の8つです。
- 自分にとって必要な補償を厳選する
- 補償が重複していないか確認する
- 免責金額(自己負担額)を確認する
- 運転者の範囲を限定する
- 支払方法は一括払(年払)を選択する
- インターネットから早めに申込みをして割引の適用を受ける
- 等級の引継ぎについて確認する
- ネット型(通販型)を選ぶ
それぞれの具体的な方法を確認していきましょう。
自分にとって必要な補償を厳選する
自動車保険では、保険金額や付帯の有無を選択できる補償・特約があります。補償を手厚くするとその分保険料も高くなるため、本当に必要なものだけを厳選することが保険料を抑える基本です。
たとえば、搭乗者傷害特約は自動車事故でケガをした際に定額の保険金が支払われる特約ですが、人身傷害保険で実際の損害額が補償されるため、重複している場合は不要なケースもあります。補償内容を一つひとつ確認し、ご自身の状況にあったものだけをセットしましょう。
ただし、削りすぎて必要な補償が不足する事態は避けなければなりません。保険料の抑制と補償のバランスを慎重に見極めることが大切です。
基本補償とえらべる補償は、以下の記事からご覧ください。
補償が重複していないか確認する
お車を2台以上お持ちの方や、ご家族が別途自動車保険に加入している場合は、以下の補償が重複していないか確認しましょう。
- 人身傷害保険(車外補償部分)
たとえば「おとなの自動車保険」の個人賠償責任特約は、記名被保険者本人とご家族が補償の対象となり、保険金額は無制限です。ご家族が同じ特約をセットしていても二重で保険金は受け取れず、ご自身の契約だけで十分に補償を受けられます。
ご家族側で不要な特約をセットしている状態になっていないか、あわせて確認しておきましょう。
免責金額(自己負担額)を確認する
免責金額(自己負担額)とは、事故が発生した際にお客さまが自己負担する金額のことです。自動車保険では主に車両保険に設定でき、免責金額(自己負担額)を高くするほど保険料を抑えられます。
一方、対物賠償保険にも免責金額(自己負担額)を設定できる場合があり、その際も同様に保険料に影響します。事故時の自己負担が増える点はあらかじめ理解しておく必要があり、設定できるパターンは保険会社ごとに異なるため、契約前に確認しておきましょう。
なお、「おとなの自動車保険」では対物賠償保険への免責金額(自己負担額)の設定はできませんが、車両保険の免責金額(自己負担額)として以下の7パターンから選択できます。
| パターン | 1回目 | 2回目以降 |
|---|---|---|
| A | 0万円 | 0万円 |
| B | 0万円 | 10万円 |
| C | 5万円 | 5万円 |
| D | 5万円 | 10万円 |
| E | 10万円 | 10万円 |
| F | 15万円 | 15万円 |
| G | 20万円 | 20万円 |
ご自身の預貯金状況や事故リスクを考慮しながら、最適なパターンを選びましょう。なお、全損の場合は免責金額(自己負担額)にかかわらず保険金額の全額が支払われます。
運転者の範囲を限定する
運転者の範囲を限定することで、保険料を抑えられる場合があります。お車を運転するのがご本人のみ、またはご夫婦のみという場合は、運転者を限定するとよいでしょう。
「おとなの自動車保険」では、使用目的に応じて以下の4タイプから運転者の範囲を選択でき、範囲が狭いほど保険料は安くなります。
使用目的
日常・レジャー、通勤・通学

使用目的
業務使用

運転者の範囲はご契約期間中でも変更できます。ライフスタイルの変化にあわせて定期的に見直すことも、保険料の最適化に有効です。
運転者の範囲について、詳しくは以下の記事もあわせてご覧ください。
支払方法は一括払(年払)を選択する
分割払(月払)を選択すると保険料が割増しとなるため、一括払(年払)よりも総支払額が高くなります。保険料全体を抑えたい方は、一括払(年払)を選ぶとよいでしょう。
インターネットから早めに申込みをして割引の適用を受ける
保険会社によっては、インターネットから申込みと契約を行うと「インターネット割引」が適用される場合があります。また、保険始期日の一定期間前までに手続きを完了することで「早割」が受けられる保険会社もあります。いずれも手続きのタイミング次第で保険料を抑えられるため、更新時期が近づいたら早めの行動が大切です。
「おとなの自動車保険」では、インターネットからお申込みいただくと「ネット割」が適用されます。新規の場合は最大20,000円、継続の場合は最大10,000円の割引が受けられます(割引額は契約年数や保険料に応じて異なります)。
さらに、以下の「早割」も用意されています。
| 早割の種類 | 条件 | 割引額 |
|---|---|---|
| 早割50日 | 保険始期日の前日から50日前までにお申込み手続きを完了 | 600円割引 |
| 早割30日 | 保険始期日の前日から30日前までにお申込み手続きを完了 | 400円割引※ |
※ 「早割30日」は分割払の場合、年間360円の割引となります。早割50日と早割30日が合算されることはありません。
インターネット割引、早割の詳細は、以下の記事もあわせてご覧ください。
等級の引継ぎについて確認する
ご家族が新たにお車を購入する場合、等級の高い記名被保険者から等級を引き継ぐことで、保険料を抑えられる場合があります。
たとえば、10等級のご契約をお持ちのご夫婦と同居しているお子さまが新たにお車を取得した場合、車両入替の手続きをすることで10等級をお子さまに引き継げます。通常、初めてのご契約は6等級(S)からスタートするため(一定の条件を満たす場合は7等級(S)から)、引継ぎなしでは保険料が割高になりがちです。
10等級を引き継いだ場合は通常よりも有利な条件で契約でき、保険料を大きく抑えられるでしょう。ただし、以下の点に注意が必要です。
- もともと高い等級で契約していたお車は、新規で自動車保険に契約し直す必要がある(今回の例ではご夫婦のお車)
- 等級を引き継げる関係性であることが条件(今回の例ではご夫婦とお子さまが同居していること)
引継ぎの要件はケースによって異なるため、あらかじめ確認しておくことでスムーズに手続きを進められます。等級の引継ぎの要件について詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください。
自動車保険の等級は引き継げる!引き継ぐときのポイント、注意点とは?
ネット型(通販型)を選ぶ
自動車保険には、「ネット型(通販型」と「代理店型」の2種類があります。

ネット型(通販型)は、電話やインターネットを通じて保険会社に直接申し込むタイプの自動車保険です。代理店を通さないため中間コストを抑えられ、同等の補償内容であれば代理店型よりも保険料が安くなるのが一般的です。
代理店型は、担当者から対面や電話でサポートを受けながら契約できるタイプです。手厚いサポートがある分、中間コストが保険料に反映されます。補償内容を自分でじっくり比較・検討できる方には、ネット型(通販型)が保険料を抑えやすい選択肢となります。
安さだけじゃない、自分にあった補償の選び方
保険料を抑えることも大切ですが、削りすぎると万が一のときに十分な補償を受けられない可能性があります。ご自身のカーライフや家族構成、預貯金の状況を踏まえたうえで、必要な補償はしっかり残しながら、不要な補償を削るという考え方で選んでみてください。
自動車保険は保険会社ごとに補償内容や付帯サービスが異なります。補償が手厚いほど安心感は増しますが、使わないものにまで保険料を払い続けるのは家計の負担にもなりかねません。保険料の安さだけで選ぶのではなく、補償の中身をしっかり比較したうえで選びましょう。
「おとなの自動車保険」は、お客さまの必要に応じて補償内容を選択できるのが強みです。ご自身が納得できる自動車保険を選ぶためにも、ぜひ以下の「補償選びのヒント」も参考にしてください。
保険料の目安を確認しながら補償選びをするのもよいでしょう。「おとなの自動車保険」はインターネットから簡単にお見積りいただけます。個人情報の入力は不要ですので、お気軽にお試しください。
お客さまの声を一部抜粋して掲載しています。 お客さまのご意見・ご要望を形にしました(業務改善・品質向上の取り組み)
掲載内容は、お客さま個人の意見・感想であり、当社が内容について保証するものではありません。
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