【SOMPOダイレクト調査】ドライバー8割超が『交通ルールを意識』も、自転車レーンルールの認知度53% - 変化する交通環境に『再確認』の機会を
SOMPOダイレクト損害保険株式会社(代表取締役社長:中川勝史、以下「当社」)は、交通環境や法整備が多様化する現代において、安全運転意識の向上と交通事故削減への貢献を目指し、自動車の運転免許を保有し、月に1回以上自動車を運転する20代から60代の男女537人を対象に、交通ルールに関する理解度調査を実施いたしました。
本調査を通じて得られた知見は、ドライバーの皆さまの安全運転意識のさらなる向上、そして時代とともに変化する交通ルールの理解促進につながり、より安全で持続可能な交通社会の実現に貢献してまいります。
【調査概要】
| ・調査主体 | SOMPOダイレクト損害保険株式会社 |
| ・調査委託先 | 株式会社デジタルアイデンティティ |
| ・調査期間 | 2025年11月12日~2025年11月18日 |
| ・調査方法 | インターネット調査 |
| ・調査対象 | 自動車運転免許を保有し、月に1回以上自動車を運転する全国の20代から60代の男女 |
| ・有効回答者数 | 537名 |
調査結果のサマリー
本調査では、約85%のドライバーが日ごろから交通ルールを強く意識し、安全運転に努めている実態が明らかになりました(Q1参照)。これは、日本のドライバーの高い安全意識を示すものです。
一方で、近年法改正や道路環境の変化があった一部の交通ルールにおいては、その理解にばらつきが見られることが判明しました。特に、日ごろから安全運転を心がけているドライバーの皆さまにとっても、特定の交通ルールの「再確認」をする機会が示唆されています。
なかでも、近年社会的に重要性が高まっている「青色の自転車レーンがある場合でも、自転車レーンに入って左側端に寄せて左折する」というルールについては、認知度が約53%にとどまり、半数近くのドライバーにとって、その詳細についてあらためて確認するきっかけとなりうる結果でした。
交通安全に関する現状と本調査の意義
当社は、本調査結果が交通安全に関する社会課題の解決に資するものととらえ、以下の公的機関や団体が示すデータと照らし合わせ、その意義を考察しました。
■自転車関連事故の状況
警察庁の統計によると、令和4年における死亡重症事故件数に占める自転車関連死亡重症事故件数の割合は依然として高水準で推移しており、自転車と自動車の事故が全体の多くを占めています。

※ 警察庁資料による。
※ 自転車乗用車が第1又は第2当事者となった事故の件数であり、自転車乗用車の相互事故は1件とした。
※ 第1当事者:最初に交通事故に関与した事故当事者のうち、最も過失の重い者をいう。
第2当事者:最初に交通事故に関与した事故当事者のうち、第1当事者以外の者をいう。
出典:内閣府ウェブサイト「令和5年交通安全白書」(https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r05kou_haku/zenbun/index.html)をもとに当社作成
■交通インフラの変化
国土交通省は、安全で快適な自転車利用環境整備を推進しており、全国的に自転車レーン(青色路面表示含む)の設置が進んでいます。こうしたインフラ変化に対応したドライバーのルール理解が、事故防止に不可欠です。
参照:国土交通省「自転車利用環境の整備(安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン)」(https://www.mlit.go.jp/road/road/bicycle/index.html)など
■「ながら運転」の危険性
警察庁のデータでは、スマートフォンなどの使用に起因する交通事故は継続して発生しており、「ながら運転」は重大事故に直結する高いリスクを伴うとされています。

出典:警察庁ウェブサイト「やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用」(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/keitai/info.html)をもとに当社作成
あらためて確認したい交通ルール TOP3
交通環境の変化に伴い、ドライバーの皆さまに特に注目していただきたい交通ルールを、今回の調査結果から抽出しました。
あらためて確認したい交通ルール TOP3
このルールは、自転車の安全確保と円滑な交通のため、2019年の道路構造令改正を経て導入されました。警察庁のデータで示されるとおり、自転車と自動車の接触事故は多発しており、ドライバーが自転車の正しい通行方法を理解し、適切な対応をとることが、事故削減にもつながると考えられます。特に新たに整備された地域では、積極的な確認が推奨されます。
道路標識や表示は、安全な交通環境維持のための基本的な情報です。これらのルールは、緊急車両の通行確保や歩行者の安全な通行路の確保など、公共の安全に直結します。
坂道で自動車同士が行き違う際は、一般的に「上り」の車を優先させるのが安全運転の基本とされています。下り側が譲る理由は、上り坂で一度停車すると再発進が難しく、車が後退してしまう恐れがあるからです。
近年、社会環境や事故の実態を反映し、自転車の通行ルールをはじめとする法整備が進んでいます。交通ルールは時代と共に変化するため、自転車利用者を含む誰もが、常に最新の知識を持つことが安全のために不可欠です。
直近では2026年4月1日から自転車に「青切符制度」が導入されます。この新制度に関する意識調査を損害保険ジャパン株式会社が実施しましたので、詳細はプレスリリース「2026年4月1日施行 自転車の青切符制度に関する意識調査を実施」をご覧ください。
「交通ルール」に関するアンケート調査結果
あなたは普段、自動車の運転中、交通ルールをどの程度意識していますか?
「常に意識して、厳格に遵守している」あるいは「意識しているが、時々判断に迷うことがある」と回答した人は、全体の約85%に達しました。この結果は、警察庁などが定期的に実施する交通安全に関する意識調査の結果とも傾向が一致しており、日本のドライバーの高い交通安全意識を裏づけるものといえるでしょう。
あなたは普段、自動車の運転中、
交通ルールをどの程度意識していますか?
- 常に意識して、厳格に遵守している 34%
- 意識しているが、時々判断に迷うことがある 51%
- 意識はしていないが、大体は守っている 12%
- あまり意識していない 2%
- ほとんど意識していない 1%

年代別では、「常に意識して、厳格に遵守している・意識しているが、時々判断に迷うことがある」と回答した人の割合がもっとも高いのは30代で、以下40代、60代の順となりました。また、対照的に20代は全年代でもっとも低い結果でした。
年代別 交通ルールを
「意識している」人の割合

間違いやすい交通ルールランキング
~あなたはこの中の交通ルールを正しく知っていましたか?~
交通ルールについて、「認知度の低かった交通ルール」のランキングです。(「知っている」と回答した人の割合が低かった順です。)
「知っている」と回答した人の割合がもっとも低かったのが「青色の自転車レーンがある場合の左折方法」で、このルールが2019年の道路構造令改正と関連が深いことからも、交通環境の変化への対応の重要性が伺えます。
全体のランキングを見ると、自転車に関する交通ルールがもっとも認知率が低い結果でした。この結果は、JAF(日本自動車連盟)などが実施するドライバー意識調査においても、新しい交通ルールの認知度向上への課題が指摘されている点と共通しています。特に注目すべきは、「青色の自転車レーンがある場合でも、自転車レーンに入って左側端に寄せて左折する」というルールです。このルールについては、「知っている」と回答した方が約53%にとどまり、半数近くのドライバーが詳細について「再確認」するきっかけとなることが示唆されました。
近年、自転車の通行環境は大きく変化しており、ドライバーの皆様もご自身の運転環境で新たなルールに直面する機会が増えています。Q5の自由回答においても、「自転車の交通ルールがいまいち分からない」「優先順位が判断しにくい」といった声が多く寄せられており、これらは、社会全体でより一層の理解促進が期待される分野と考えられます。
8割以上が正しく理解!
認知度が高い交通ルールランキング
交通ルールについて「認知度が高かった交通ルール」のランキングです。(「知っている」と回答した人の割合が高かった順です。)
この結果から、基本的な交通ルールについては、ドライバー全体で高い理解度を維持していることが分かります。
「分かりにくいな」と思う交通ルールはありますか?
「分かりにくいと感じる交通ルールはありますか?」という質問に対し、全体の約84%が「ある」と回答しました。この結果は、ドライバーが交通ルールに対する関心が高く、より深く理解しようと努めている姿勢の表れともいえます。
分かりにくいな、
と思う交通ルールはありますか?

【年代別】分かりにくいな、
と思う交通ルールはありますか?

「分かりにくいルールがある」と回答した割合が高かった30代と40代は、Q1で「普段から交通ルールを強く意識している」と答えた割合も高い結果でした。
「分かりにくいな」と思う交通ルールを教えてください。
「分かりにくいな」と思う交通ルールについて、自由回答形式で得られた主な回答です。
「普段見慣れない土地の標識」
「自転車に関すること」
「マナーとして定着しているが、道路交通法上ではNGとなっているもの」
「一時停止は完全に止まって何秒必要なのか分からない」
「合流の際のウィンカー方向」
「追い越し関連」
など
※ 回答内容の趣旨を変えない範囲で、誤字脱字の修正や表現の調整を行っています。
このほかにも多くの回答が寄せられましたが、主に自転車やウィンカーに関するルール、追い越し車線や車間距離の基準、さらには標識の意味などが「分かりにくい」と感じる項目として上位にあがりました。
「分かりにくいな」と思う交通ルールについては、サンキューハザードのように、法的な規定はないもののマナーとして定着している慣習に対しても、分かりにくいとの回答が一定数見られました。また、Q2で「青色の自転車レーンがある場合でも、自転車レーンに入って左側端に寄せて左折する」が認知率が低いなど、一部の交通ルールにおいてドライバーの認識と社会環境の変化、あるいは実際の交通ルールとの間に「認識のギャップ」がある可能性が示唆されます。
自分は運転が得意、あるいはうまいと思いますか?
「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した人は20代が約56%で、もっとも割合が高く、年齢が高いほど低くなるという結果でした。
自分は運転が得意、あるいはうまいと思いますか?

「ご自身の運転スキルに自信がある」と回答したドライバーの割合は20代でもっとも高い結果となりました。この結果は、自信を持って運転するドライバーが多い一方で、政府統計に見られる年齢層別の交通事故発生件数と照らし合わせると、より一層の注意喚起や安全意識向上の重要性を示唆していると考えられます。

※ 「一般原付以上運転者」とは、自動車、自動二輪車及び一般原動機付自転車の運転者をいいます。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)をもとに当社作成
本調査結果が示すように、交通ルールは常にアップデートされており、継続的な学びは、交通事故のない持続可能な社会の実現に欠かせないものと考えます。
当社では、安全・安心な社会の実現に貢献する企業として、本調査結果を契機に、皆さまご自身の運転行動の見直しのきっかけ、またはより一層の安全運転につながるよう、引き続き積極的な情報提供を行ってまいります。当社オウンドメディア『教えて!おとなの自動車保険』でも、交通ルールに関するドライバーの疑問に答えるコンテンツを多数提供しておりますので、ぜひご活用ください。
(参考)
本記事内の調査データや図解は、自由にご利用いただくことが可能ですが、利用される際は以下の条件をすべて満たしていただきますようお願いいたします。
- 情報の出典元として「SOMPOダイレクト損害保険株式会社」または「SOMPOダイレクト」を明記すること
- ウェブサイトで利用される際は、出典元として「おとなの自動車保険」の名称と、以下ページへのリンクを設置してください。
https://www.sompo-direct.co.jp/otona/
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