来週からいよいよ3月! 暖かくなってきてドライブに出かけたくなる季節ですが、その前に一度車の点検をしてみませんか? 冬の間、過酷な状況にさらされてきた車は様々な箇所に疲労をかかえています。季節の変わり目にこそチェックしたい車のメンテナンスポイントを紹介します。
- 目次
-
冬に酷使されたバッテリーを点検
一年で最も日照時間が短く気温も低い冬は、ヘッドライトやエアコンの使用頻度が多くなり、バッテリーにとても負担が掛かる時期です。バッテリー液の量や比重を点検して、またエアコンを酷使する夏に向け、万全の状態で備えておきましょう。
気になる時は、積極的にメーカーに聞いてみよう!
春が来ればタイヤも"衣替え"。ノーマルタイヤへ戻すタイミングは住んでいる地域によって変わってきます。気象庁が発表している「霜・雪・結氷の初終日」によれば、例年平均して札幌で4月中旬、東京・大阪で3月中旬、福岡で3月初旬頃には雪や結氷が終わるという観測データがあります(※)。ノーマルタイヤに戻す時期の参考にするといいですよ!
タイヤ交換と同時にやりたいブレーキのメンテナンス
あなたの命を守る重要なパーツの一つであるブレーキ。タイヤ交換時は、普段タイヤホイールに隠れているブレーキを点検できるチャンスでもあります。この機会に、業者にブレーキパッドの残量やブレーキローターの減り具合をチェックしてもらいましょう。ブレーキ点検も合わせてお願いしておくといいでしょう。
冬でワイパーが劣化していませんか?
冬の雪や霜によってワイパーゴムも劣化していませんか? 特にフロントガラスに付いた霜をワイパーで除去してしまった経験のある人は要注意! ワイパーで霜を取ると普段にも増してゴムが傷んでしまいます。
ゴムが傷むと水はけが悪くなり雨天時の運転が大変危険です。この時期はワイパーの点検・交換のベストタイミングです。
見落としがちな車のボディや下まわりのメンテナンス
降雪地域ではスリップ事故防止のため、路面に融雪剤や凍結防止剤がまかれることがあります。これらの薬剤には塩分が含まれており、車のボディや下まわりにサビを発生させる原因となります。冬の間に一度でも降雪地帯を走行したなら、早めに下まわり洗浄をしておくことをオススメします。
というわけで、冬から春の季節の変わり目にこそ見直したい車のチェックポイントをご紹介しました。車もしっかりとメンテナンスして、春からの新生活を快適にスタートしたいですね!