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【図解あり】緊急車両の正しい避け方|交差点・二車線道路・赤信号ではどうする?

更新

2026/02/02

公開

2026/01/26

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運転中に救急車や消防車、パトカーなど緊急車両のサイレンが聞こえると「どう避ければいい?」「交差点で止まってもいいの?」と焦っていませんか。

特に交差点や複数車線の道路では、判断を誤ると二次事故につながるおそれもあり、「緊急車両の正しい避け方」はしっかり把握しておく必要があります。

本記事では、緊急車両の基本的な避け方から、交差点・二車線道路などシーン別の最適な行動まで分かりやすく解説します。

目次

    1.【知っておきたい基礎知識】緊急車両とは?

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    緊急車両(緊急自動車)は、道路交通法で「消防用自動車、救急用自動車その他の政令で定める自動車で、当該緊急用務のため、政令で定めるところにより、運転中のもの」と定義されています。

    以下のように公共の緊急車両だけでなく、JAFレッカー車なども含まれます。

    ・救急車
    ・消防車
    ・警察用自動車(パトカー)
    ・電力・ガス・水道会社の応急作業車
    ・JAFレッカー車
    ・日本赤十字社の血液運搬車

    緊急車両は、道路の右側部分に車体の全部又は一部をはみ出して通行することや、赤信号の交差点に進入できることなどの特例が認められています。

    道路交通法では、緊急車両に対して一般のドライバーは進路を譲らなければならないと規定されており、進行を妨害した場合は交通違反となります。

    参考
    緊急自動車・道路維持作業用自動車について|警視庁

    緊急車両の種類や特例は以下でもまとめています。

    関連記事
    緊急車両(緊急自動車)とは?接近時の対処方法や進路妨害してしまった際の罰則について

    2.緊急車両が近づいたときの正しい避け方

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    緊急車両のサイレンや警光灯に気づいたときは、すぐ対処できるように備えましょう

    緊急車両が近づいたら、車を左側に寄せて減速し、安全な位置で停止します。道路状況によっては左側に寄ることでかえって緊急車両の進行を妨げる場合もあります。その際は、周囲の状況をよく確認し、緊急車両の通行を妨げない位置で安全に停車してください。

    緊急車両に道を譲るときは、周囲確認を最優先にして、無理な車線変更や急ブレーキは避けましょう

    emergency-vehicle_04.jpg

    引用
    消防自動車や救急自動車の緊急通行に対する御理解と御協力をお願いします|総務省消防庁

    3.【シーン別Q&A】交差点や高速道路ではどう避ける?

    基本的な避け方は分かっていても、実際の道路状況では判断に迷うこともあります。ここでは、よくあるシーン別の対応をQ&Aで解説します。

    【Q1】交差点にさしかかったタイミングでサイレンが聞こえたらどうする? 

    【A1】交差点内での停止は、緊急車両や他車の進行を妨げる恐れがあります。交差点内では止まらず、可能であれば停止線の手前や交差点を抜けた安全な場所で停車してください。

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    【Q2】片側二車線道路ではどう避ければいい? 

    【A2】右側は追い越し車線となるため、左側の走行車線に入り、道を譲ります

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    【Q3】高速道路ではどう避ければいい? 

    【A3】基本は一般道路と同様に、追い越し車線を走行している場合は走行車線へ移動してください。渋滞時などで車線変更が難しい場合は、左右に寄って中央を空ける「緊急走行帯」を作るケースもあります

    ただし、急な車線変更や減速は追突事故の原因となるため、周囲の車の動きをよく確認することが重要です。

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    【Q4】赤信号で停止中にサイレンが聞こえた。進んでもいい? 

    【A4】原則として信号の手前で停止します。自己判断で交差点内に進入するのは避け、警察官の誘導がある場合にのみ従ってください。

    【Q5】サイレンは鳴っているが、どこに緊急車両がいるか分からない 

    【A5】まずは焦らず、ミラーで後方や交差点の様子を確認しましょう。無理な進路変更や急停止は事故誘発のリスクが高まるため避けて、周囲の状況に合わせて安全第一で対応してください。

    参考
    緊急自動車が近付いてきたらどうする?|郡山地方広域消防組合

    4.緊急車両を避けるときハザードランプはつけないといけない?

    emergency-vehicle2_08.jpg

    緊急車両を避けるときにハザードランプをつけるという法的な義務はありません

    しかし、自治体によっては「点灯の配慮」を呼びかけることもあります。特に夜間や雨天時は、後続車への合図として有効な場面もあります。

    ただし「ハザードランプを点灯しなくては」と操作に気を取られ、周囲確認がおろそかになると事故リスクが高まることもあります。まずは落ち着いて周囲の状況を確認しつつ、余裕があれば点灯するといいでしょう。

    ハザードランプの正しい使い方や注意点は以下で確認してください。

    関連記事
    ハザードランプの正しい使い方は?気を付けたいポイントやサンキューハザードについても紹介

    5.緊急車両対応中に事故を起こしたらどうなる?

    緊急車両の対応中に事故を起こした場合、事故状況によって過失割合が異なります。事故が起きた場合は自己判断せず、すみやかに警察と保険会社へ連絡してください。

    6.緊急車両の走行妨害は「違反」となる

    緊急車両の走行を妨げた場合は、「緊急車妨害等違反」と「本線車道緊急車妨害違反」という違反になり、反則金が科せられます。

    ・緊急車妨害等違反:緊急車両が近づいているのに道を譲らない違反行為
    ・本線車道緊急車妨害違反:高速道路や自動車専用道路で、緊急車両の進行や、本線への合流・車線変更を妨害する違反行為

    車両等の種類及び反則金額

    大型車 普通車 二輪車 小型特殊車 原付車

    緊急車妨害等違反

    7000円

    6000円

    6000円

    5000円

    5000円

    本線車道緊急車妨害違反

    7000円

    6000円

    6000円

    5000円

    対象外

    参考
    反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁

    7.まとめ:緊急車両が近づいたら落ち着いて行動を

    緊急車両が近づいたら、まずは周囲確認を最優先にしましょう。基本は道路の左側に寄せて減速し、安全な位置で停車します。焦った操作や急な進路変更は、二次事故の原因になりやすいので、落ち着いて行動してください。

    8.監修者コメント

    サイレンが聞こえた瞬間に気持ちが焦ってしまうことってありますよね。でも考えていることはみんな一緒です。

    「この状況でどうやったら譲れるのだろうか?」

    これを周囲の車両と歩調を合わせ、共同作業で行っているのです。原則をおさえつつ、焦らず状況把握に努めてください。

    沢村 秋岳
    監修
    沢村 秋岳(さわむら あきたけ)
    大学卒業後、ベンチャー企業にて研鑽を積む。自動車教習所での勤務を経て、2013年に出張型のペーパードライバー教習「サワムラガク東京」を設立。以来13年間で計13,000人を超える受講者を輩出。Googleのクチコミ件数は業界内でも圧倒的な件数で、平均4.9点という高評価を獲得している。

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