最終更新日:2026/4/21

突然の落雷によって、住宅や家電製品が故障してしまうことがあります。落雷によって屋根や外壁の損傷、家電の故障、配線トラブルなど、生活に大きな影響を与えるケースも少なくありません。落雷による被害は、条件を満たしていれば火災保険で補償される可能性があります。本記事では、落雷による被害を火災保険で補償できるケースや手続きの流れについて詳しく解説します。

落雷による被害は火災保険で補償できる

落雷による被害は火災保険で補償できる

落雷による被害は、火災保険で補償されるケースがあります。火災保険は「火災」だけを補償する保険だと思われがちですが、実際には落雷や風災、雪災などの自然災害も補償対象に含まれている商品が多くあります。

落雷による被害には、雷が建物に直接落ちて損傷するケースだけではありません。近くに落雷が発生したことによる過電流や電圧変動で、家電製品や配線設備が故障するケースも含まれます。こうした損害も、契約内容に落雷補償が含まれていれば補償の対象になる可能性があります。

しかし、契約プランによって補償範囲は限定されている場合もあるため、加入中の保険証券や約款で、落雷補償が含まれているか確認しておきましょう。

落雷被害は突然発生し、修理費用や買替え費用が高額になることもあります。万が一に備えるためにも、火災保険の補償内容を事前に把握しておくことが大切です。

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落雷被害における火災保険の補償対象

落雷被害における火災保険の補償対象

落雷による被害が発生した場合、火災保険で補償される対象は大きく「建物」と「家財」に分かれます。どちらが補償対象になるかは、契約内容によって異なります。建物のみを補償対象としている契約もあれば、家財も補償している契約もあるため、事前に確認しておきましょう。

建物

建物補償に加入している場合は、落雷によって住宅そのものに生じた損害が補償対象になります。例えば、屋根や外壁の破損、雨どいの損傷、配線設備の焼損などが該当します。

また、落雷による電気系統のトラブルでブレーカーや分電盤が故障した場合も、建物設備として補償対象になることがあります。住宅に付随する設備も対象に含まれるケースが多いため、損傷箇所を正確に把握することが大切です。

家財

家財補償に加入している場合は、落雷によって故障した家電製品や家具などが補償対象になります。テレビやパソコン、冷蔵庫などの電気を使用する機器は落雷の影響を受けやすい設備です。

しかし、経年劣化による故障や、落雷との因果関係が確認できない場合は補償対象外になることがあるため注意しましょう。被害発生後は、修理業者の診断書や見積書などを用意し、落雷が原因であることを明確にすることが重要です。

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落雷による被害を火災保険で補償できるケース

落雷による被害を火災保険で補償できるケース

落雷による被害は、契約内容に落雷補償が含まれていれば、保険金の支払い対象となる可能性があります。ここでは、実際に補償される代表的なケースを紹介します。

雷によって自宅の屋根に穴が空いた

雷が住宅に直接落ちた場合、屋根材が破損したり、穴が空いたりすることがあります。落雷によって物理的な損傷が発生した場合は、建物補償の対象となるケースが多いです。

また、屋根の破損によって雨漏りが発生した場合も、落雷が原因であると認められれば補償される可能性があります。被害状況を写真で記録しておくことが重要です。

落雷が原因で火災が発生し自宅が燃えた

落雷が原因で出火し、住宅の一部が焼損した場合も補償対象になります。火災保険は火災そのものを補償するため、落雷を原因とする火災も補償対象です。しかし、消防署の罹災証明書や原因の確認が必要になる場合があります。

アンテナや電線への落雷の影響でテレビが故障した

落雷による過電流でアンテナや分配器が故障し、接続していたテレビが壊れるケースもあります。このような場合、家財補償に加入していれば、テレビの修理費用や買替え費用が補償されます。しかし、雷による電気系統のトラブルは目に見えにくいため、修理業者の診断内容によっては補償対象と認められない場合もあります。

落雷の影響で使用中のパソコンが故障した

近くに落雷が発生したことで電圧が不安定になり、使用中のパソコンが故障するケースもあります。こうした間接的な被害も、落雷が原因と認められれば補償対象となることがあります。しかし、自然故障や経年劣化との区別が難しい場合もあるため、原因を明確にする資料を準備することが大切です。

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落雷による被害を火災保険で補償できないケース

落雷による被害を火災保険で補償できないケース

落雷による被害でも、契約内容や損害の原因によっては補償されません。事前に対象外のケースを確認しておきましょう。

経年劣化や老朽化が原因と判断された場合

家電や設備が故障した際、その原因が落雷ではなく経年劣化や内部部品の自然な消耗であると判断された場合は、補償の対象外です。例えば、長年使用した給湯器が雷鳴の直後に動かなくなったとしても、修理業者の診断によって老朽化が直接の原因だと分かれば、保険金は支払われません。落雷による被害であることを客観的に示す修理業者の診断書や報告書が重要になります。

もちろん、使用年数が長い設備や家財であっても、落雷が直接の原因で故障した場合は補償の対象となります。しかし、支払われる保険金の額は、その製品の現在の価値(時価額)を基準に算出される場合がある点には注意が必要です。

契約内容によっては、新品に買い替える費用(再調達価額)が全額は支払われず、自己負担が発生する可能性も考慮しておきましょう。

落雷との因果関係を証明できない

落雷被害として申請する場合、雷が原因であることを示す必要があります。落雷発生日時や気象データ、修理業者の報告書などが求められることがあります。故障の原因が特定できない場合や、他の要因(経年劣化など)の可能性が排除できない場合は、保険金が支払われない可能性があります。

落雷補償が契約内容に含まれていない

多くの火災保険では落雷は基本補償に含まれていますが、火災保険のプランによっては補償範囲が限定されている場合があります。加入時の契約内容を確認し、落雷補償が付帯されているかを事前に把握しておきましょう。

故意または重大な過失があると判断された

保険契約者の故意や重大な過失によって被害が発生したと判断された場合は、補償対象外になります。例えば、危険と分かっていながら適切な対策を取らなかった場合などは、保険金が支払われない可能性があります。しかし、落雷のような自然災害は適切な対策を行うのが難しいため、重大な過失があると判断されるケースはそれほど多くありません。

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落雷による被害が起きた際に保険金を請求する流れ

落雷による被害が起きた際に保険金を請求する流れ

落雷による被害が発生した場合は、速やかに保険会社へ連絡して、所定の手続きに従って保険金を請求しましょう。請求の流れを事前に把握しておけば、スムーズに対応することが可能です。ここでは、落雷による被害が起きた際に保険金を請求する流れを紹介します。

1. 落雷による事故が起きた旨を連絡する

被害が確認できたら、まずは加入している保険会社または代理店へ連絡し、事故発生日時や被害状況を伝え、指示を仰ぎましょう。連絡が遅れると手続きが長引く可能性があるため、できるだけ早めに連絡することが重要です。

2. 必要書類を用意する

保険会社から案内される書類を準備します。一般的には、保険金請求書、被害状況の写真、修理見積書、罹災証明書などが求められることがあります。落雷が原因であることを証明する資料を用意できれば、審査をスムーズに進められるでしょう。

3. 被害状況の調査を受ける

提出書類をもとに、保険会社が被害状況を確認します。損害の原因や程度が詳しく調べられます。事実と異なる申告はトラブルの原因となるため、正確な情報を伝えるようにしましょう。

4. 審査完了後、保険金が支払われる

審査が完了し、補償対象と認められれば、保険金が支払われます。支払額は契約内容や免責金額(自己負担額)によって異なります。

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落雷被害に備えて確認しておくこと

落雷被害に備えて確認しておくこと

落雷は予測が難しく、突然発生します。万が一の際に慌てないためにも、事前の確認と対策が重要です。ここでは、落雷被害に備えるうえで押さえておきたいポイントを解説します。

火災保険の適用範囲を確認しておく

火災保険の補償内容は契約ごとに異なります。落雷補償が含まれているか、建物のみか家財も対象か、免責金額(自己負担額)はいくらかなどを事前に確認しておきましょう。

契約内容を把握していないと、いざ被害が発生した際に想定外の自己負担が発生することがあります。定期的に保険内容を見直すことが大切です。

避雷針があっても絶対に安全ではない

避雷針が設置されていても、必ずしもすべての被害を防げるわけではありません。落雷による過電流や電圧変動は、建物内の電気機器に影響を与える可能性があります。

雷が発生している際は、可能であれば家電のコンセントを抜くなどの対策を取ることで被害を軽減できる場合があります。また、雷ガード仕様の電源タップのような落雷被害を対策できるアイテムを使用するのもおすすめです。

落雷の危険性についてさらに知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
ご参考:落雷の被害にあったらどうなる?危険性や身を守る方法、損害への備えを解説

保険金の請求には期限がある

火災保険の請求には期限があります。一般的には事故発生から3年以内とされていますが、契約内容によって異なる場合があります。時間が経過すると因果関係の証明が難しくなる可能性もあるため、被害に気付いたら早めに保険会社へ連絡し、必要書類を準備することが重要です。

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落雷の被害に備えたいと考えている方におすすめなのが、SOMPOダイレクトの「じぶんでえらべる火災保険」です。火災だけではなく落雷も補償されます。

ネット型であるため保険料が割安であり、必要な補償内容を自分で選ぶことが可能です。保険料を抑えながら、補償内容が充実した保険をお探しの方は、ぜひSOMPOダイレクトの「じぶんでえらべる火災保険」への加入を検討してみてください。

火災保険の落雷被害に関する補償内容についてよくある質問

火災保険の落雷被害に関する補償内容についてよくある質問

火災保険の落雷被害に関する補償内容についてよくある質問に回答します。

Q. 集合住宅(マンション)でも落雷補償は対象になりますか?

マンションでも落雷補償が対象となる場合があります。しかし、補償対象は契約形態によって異なります。

分譲マンションの場合、専有部分は各戸の火災保険で補償されるのが一般的です。一方で、共用部分は管理組合が加入している保険で対応します。落雷による家電の故障などは、各戸の家財補償が対象になるケースが多いです。

賃貸マンションの場合も、入居者が加入している家財保険で補償されることがあります。契約内容を確認することが重要です。家財保険についてより詳しく知りたい方は、以下をご確認ください。

Q. エアコンや給湯器の故障も補償の対象になりますか?

エアコンや給湯器が落雷で故障した場合、「建物」または「家財」のどちらの補償対象になるかは、設備の種類によって異なります。

建物の補償対象: 給湯器、壁掛け型・ビルトインタイプのエアコンなど、建物に固定されていて簡単に取り外せない設備
家財の補償対象: 窓用エアコンなど、簡単に取り外しができる設備

ただし、保険会社や契約内容によって扱いが異なる場合があります。

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火災保険に加入して落雷による被害から建物や家財を守ろう

火災保険に加入して落雷による被害から建物や家財を守ろう

落雷による被害は、発生の予測が難しく、一瞬で建物や家財に大きな損害を与える可能性があります。特に近年は、パソコンやテレビ、給湯器など電気を使用する設備が増えており、落雷による故障リスクは決して低くありません。火災保険に落雷補償が含まれていれば、建物の損傷だけでなく、家財の修理費用や買替え費用を補償してもらえる場合があります。火災保険の内容を見直し、必要な補償を備えておけば、万が一の落雷による被害にも安心して対応できるでしょう。

監修者プロフィール


熊谷 聡史

熊谷 聡史(くまがい さとし)

ファイナンシャル・ジャパン株式会社所属/エグゼクティブ・ファイナンシャルコンサルタント
法人・個人を問わず、損害保険・生命保険の最適設計を多数手がける。特に企業リスクマネジメントや事業承継対策に強く、経営者向け保険・退職金制度設計など幅広い分野で実務経験を持つ。分かりやすく誠実な助言に定評があり、また上級相続診断士としての講演・執筆活動も行っている。

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