自動車保険

自動車保険の一括見積りとは?個別見積りとの違いについて解説

更新

2025/08/04

公開

2025/08/04

  • Twitterで共有する
  • Facebookでシェアする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

自動車保険の保険料を一括で見積ることができるサービスを利用すると、一度の情報入力で複数の保険会社から見積りを取得できるため、効率良く情報を得られる一方で同じ条件での単純比較が難しいといった面もあります。この記事では、個別見積りの違いや注意点について解説します。万が一のときに備えて、上手な自動車保険の選び方を確認しておきましょう。

目次

    1. 自動車保険の一括見積りと個別見積りの違いは?

    自動車保険の保険料の見積りを取る際には、保険代理店やWebサイトのサービスを利用して複数の保険会社から見積りを取得できる「一括見積り」と、保険会社に直接見積りを依頼する「個別見積り」があります。
         
    一括見積りでは、必要項目を入力すると、最短で当日中に見積りの結果を確認できます。必要事項の入力が一度で済むため、効率よく情報収集したい方に向いています。

    一方で、個別見積りでは各保険会社の特約やサービス内容について、詳細な情報を得られます。見積りを依頼する保険会社が増えるほど手間がかかるものの、「正確な情報を得たい」という方に向いているでしょう。
    他社との比較を一度で行いたいときは一括見積り、詳細な情報を得たいときは個別見積りが向いているでしょう。

    2. 自動車保険一括見積りの注意点

    bulk-quote01.jpeg

    ここでは、自動車保険一括見積りを行う際の注意点について紹介します。

    2.1. 同一条件での単純比較が難しい

    補償プランや特約などは、保険会社ごとに異なります。一括見積りの際に同一条件で見積りをしても、保険会社が用意している特約や独自のサービスが反映されないことがあり、単純な比較はできません。

    決められた範囲の補償に対する保険料の目安を知りたいときには便利な一方で、詳細な比較や保険会社ごとの独自サービスなどの比較はできない点に注意が必要です。    

    2.2. 見積りができる保険会社が限られている場合がある

    一括見積りのサービスによって、提携している保険会社が異なります。契約を検討している保険会社があっても、利用する一括見積りのサービスと提携していなければ、当該保険会社の情報は得られません。

    すでに契約を検討している保険会社がある場合は、その保険会社に個別見積りをしたほうがスムーズな可能性があります。     

    2.3. 細かい補償内容や条件が表示されていない可能性がある

    一括見積りでは、各保険会社が定める「お支払いできないケース」や特約など、補償内容に関する細かい条件が確認できない場合があります。
    気になる保険会社がピックアップできたら、あらためて各社の公式サイトやパンフレットなどで補償内容や特約、支払条件などを詳しく確認するよう心がけてください。

    3. 自動車保険一括見積りのメリット

    まだ契約する自動車保険を決めておらず、複数の保険会社を比較検討したいとき、手間をかけずに比較できる一括見積りは便利なサービスです。     
    ここでは、一括見積りをする具体的なメリットを見ていきましょう。

    3.1. 車両情報などの入力が一度だけで終わる

    各保険会社で見積りを取得しようとすると、依頼するたびに自動車の車種や取得年月日、現在の等級のほか、個人情報などを入力しなければなりませんが、一括見積りを利用すれば、同じ情報を何度も入力する必要がないため、時間と手間を省略できるメリットがあります。

    3.2. 複数の見積りをスムーズに調べられる

    一括見積りをすると、複数の保険会社の見積り結果をスムーズに調べられます。その日の内~数日以内に、見積りの結果がわかるケースが一般的なため、同じタイミングで複数社の比較が可能となります。
    個別の保険会社ごとに見積りをする時間と手間を省きつつ、シミュレーション結果をスムーズに知りたい場合に、一括見積りは便利です。

    5. 自動車保険の失敗しない選び方

    補償内容が不十分だと、万が一のときに十分なサポートを受けられない恐れがあります。保険は万が一の事態に備える目的で加入するため、必要な補償をカバーできる内容で契約しましょう。

    たとえば、対人・対物賠償保険のほか、自身の車の損害にも備えたいときは車両保険を検討します。また、車両保険にも、補償内容が限定されているタイプと補償範囲が広いタイプがあるため、自身のニーズにあったものを選べば、カーライフにおける不安を軽減できます。

    主な補償内容が決まったら、次に保険料や付加する特約などを検討します。一般的には、代理店型とダイレクト型の自動車保険を比較すると、ダイレクト型のほうが保険料を抑えられる傾向があります。

    ダイレクト型自動車保険は中間コストを抑えられる分、保険料を抑えられます。また、インターネット割引を導入している保険会社を選べば、さらに保険料を抑えることも可能です。

    自動車保険の新規契約や乗り換えを検討している方は、まず必要な補償内容を決めたうえで、特約の必要性や保険料を確認してみてください。

    自動車保険の乗り換えに関する情報は、以下の記事で詳しく解説しています。

    関連記事
    自動車保険を乗り換えたい場合は?メリットや手続き、必要書類をご紹介

    6. 自分にあった方法で自動車保険の見積り・検討を行いましょう

    自動車保険の一括見積りは、手間をかけずに複数の保険を比較できる便利なサービスです。しかし、詳細なシミュレーション結果は得られないため、あくまでも参考程度に留めておくと良いでしょう。詳細な条件は、各保険会社が用意しているシミュレーターで行うことをおすすめします。

    おとなの自動車保険は、個人情報不要で最短5分でお見積りが可能です、個人情報の入力は不要です。自動車保険の一括見積りを検討中の方は、ぜひお役立てください。

    保険を選ぶなら「おとなの自動車保険」

    納得の保険料
    保険料は平均25,679円節約※1
    豊富な割引プラン
    新規なら最大20,600円割引※2
    安心の事故対応
    ALSOK隊員事故現場をサポート※3
    最短5分!まずはお見積り
    • 前の自動車保険と比較して「安くなった」と回答した方のうち、直前まで大手損害保険会社4社にご契約されていた1,587名の「おおよそどの程度安くなったか」という金額の回答をもとに算出した平均値です。(成約者アンケート/2024年4月~12月実施、有効回答者数7,847人)
    • 保険始期日が2025年9月1日以降の割引額になります。最大20,600円割引とは、新規のネット割(一括払・最大20,000円割引)と早割50日を適用した額です。ネット割の割引額は契約年数(新規、継続1回目、継続2回目以降)や保険料に応じて異なります。詳細は豊富な割引プランをご確認ください。
      <保険始期日が2025年8月31日以前> ネット割は新規13,000円となります。 分割払の場合、ネット割は年間12,960円となります。
    • 山間部や島しょ部、高速道路などかけつけサービスを提供できない場所や、一部サービス内容が限定的となる場合があります。また、交通事情、気象条件などによりサービスの提供ができない場合があります。
    柴田 充輝
    監修
    柴田 充輝(しばた みつき)
    大学卒業後、不動産業界で6年間勤務。 その後保険業界に転職し、FP1級資格を活かして家計相談や保険の見直し等を行っている。 保険業とともに、金融関係の記事を多数執筆。 資産運用やクレジットカード、カードローンなど、これまでに1,000記事以上の執筆経験がある。 資格情報:FP1級、社会保険労務士資格
    • Twitterで共有する
    • Facebookでシェアする
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • LINEで送る