20代の自動車保険は、月額保険料が他の年代と比べて割高であることが多いです。なぜ30代や40代と比べて保険料が割高なのか、また保険料を下げるコツはあるのかについて解説します。ぜひ参考にしてください。
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1. 20代の自動車保険料の相場は月額ではどのくらい?
20代の自動車保険の保険料相場は、30代や40代と比べて割高です。例えばSOMPOダイレクトの「おとなの自動車保険」では、ブルー免許の方の月額保険料は年齢によって以下のように変わります。
(ご紹介する保険料は一例です。補償内容、年齢などの契約条件により、実際にご契約いただく際の保険料とは異なりますので、あらかじめご了承ください。)
車種 | 車両保険 | 25歳 | 29歳 | 35歳 |
---|---|---|---|---|
トヨタ プリウス 型式:ZVW55 |
あり | 5,050円/月 | 3,880円/月 | 3,680円/月 |
なし | 1,920円/月 | 1,450円/月 | 1,360円/月 | |
ニッサン セレナ 型式:GFC27 |
あり | 4,370円/月 | 3,360円/月 | 3,200円/月 |
なし | 1,780円/月 | 1,350円/月 | 1,280円/月 |
上記契約条件で例えば25歳の方がトヨタのプリウスで車両保険に加入している場合、月額保険料は約5,000円です。
しかし、35歳であれば月額保険料は月々約3,600円に下がります。また、紹介した車種以外でも20代の保険料は同条件の30代、40代の保険料よりも割高で、その中でも20代前半の保険料はさらに割高な設定になっています。
2. 20代の自動車保険料が高い理由は?
20代の自動車保険の月額保険料は、どの保険会社でも割高に設定されています。その理由としては、次の2点が挙げられるでしょう。
初めての自動車保険で等級が低いから
自動車保険の保険料は、年齢だけでなく「等級」によっても変わります。等級は1等級~20等級までの20段階あり、等級が高くなればなるほど保険料は低くなります。
初めて自動車保険に加入するときは、通常、6等級となります。等級が下がる事故がなければ1年で1等級上がる仕組みのため、20代では20等級まで届かず、保険料は30代や40代と比べると割高になってしまいます。
例えば、18歳で自動車保険に加入したとしても、32歳までは20等級に到達しません。途中で等級が下がる事故を起こしてしまった場合は、さらに20等級に到達するまでの時間がかかることになるでしょう。
事故率が高いから
免許を取得したばかりの若年者は、事故率が高い傾向にあります。実際に警察庁の調査によりますと、免許保有者10万人あたりの交通事故件数は、50代以下の年齢層では10代がもっとも高く、次いで20代前半、その次に20代後半が高いと報告されています。
年齢 | 免許保有者10万人あたりの交通事故件数(令和4年12月末) |
---|---|
16~19歳 | 1,025.3 |
20~24歳 | 589.5 |
25~29歳 | 418.6 |
30~34歳 | 333.9 |
35~39歳 | 294.9 |
40~44歳 | 285.4 |
45~49歳 | 293.1 |
50~54歳 | 303.5 |
55~59歳 | 304.7 |
保険会社でも記名被保険者の年代が若いと、保険料が割高に設定されていることが一般的です。
なお、SOMPOダイレクトでは年齢区分がなく、1歳ごとに異なる保険料が適用されますので、20代で自動車保険を更新する場合も、等級が同じかもしくは上がっていれば、保険料が下がることがあります。
3. 20代の自動車保険の月額保険料を抑える方法は?
等級の低さと事故率の高さにより、20代の自動車保険の月額保険料は割高になることが多いです。しかし、保険料を抑える方法がないわけではありません。20代でも割安な保険料が適用される方法を5つ紹介します。
補償内容を見直す
自動車保険の補償内容を見直すことで、保険料を抑えられることもあります。例えば、ロードアシスタンス特約は、すでにJAFやクレジットカード付帯のロードアシスタンスにご加入中であれば不要です。ほかの契約などと補償が重なっていないか一度見直してみましょう。
運転者を限定する
自動車保険は、車両に対して設定します。対象の車両を誰が運転しても保険が適用されるように設定すると、保険料が高額になりがちです。保険料を抑えたいときは、運転者を限定することも検討してみましょう。
「おとなの自動車保険」では、次の4つのパターンで運転者を限定することができます。運転者の範囲を限定すると、保険料が割安になることがあります。
- 運転者を記名被保険者本人のみに限定
- 運転者を記名被保険者本人と配偶者、別居の未婚のお子さまに限定
- 運転者を同居のお子さまを除いた全員に限定
- 運転者を限定しない(同居のお子さまの年齢条件を設定)
割引制度を確認する
インターネットで契約できる保険は、保険会社などの店舗を経由しないため、比較的割安な傾向にあります。例えば「おとなの自動車保険」では、インターネットでご加入いただくと、新規なら13,000円※割り引きます。
そのほかにも、契約日よりも早めに申込むことで適用される「早割」、契約の車がAEB(衝突被害軽減ブレーキ)を装備しているときに適用される「自動ブレーキ割引」などもあります。
また、「電気・ハイブリッド車割引」「ゴールド免許割引」「2台目割引」などもあるので、これらが適用されることでさらに保険料を割安にすることができるでしょう。
家族の等級を引き継ぐなど等級制度を活用する
家族の等級を引き継ぐことで、自動車保険の契約を6等級以外から始めることが可能です。次のいずれかに該当する場合は、家族の等級を引き継げます。
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者の同居親族
- 記名被保険者の配偶者の同居親族
例えば同居する子どもが新しく車を購入したときは、親が自動車保険に加入している車と子どもが新しく購入した車の「車両入替手続き」をおこなうことで親の等級を引き継げます。なお、このケースであれば、親は別に新たな自動車保険に加入する必要があります。
家族の等級が6等級よりも高い場合は、等級の引き継ぎについて検討してみてはいかがでしょうか。
4. 20代で乗り換えるならSOMPOダイレクトがおすすめ
「おとなの自動車保険」では、新規でも乗り換えでも各種割引が適用されます。
例えばインターネット経由で加入するときに、新規で最大13,000円のネット割※が適用されます。
(割引額が毎年10,000円※ずつ加算されるわけではありません。)
毎年割安な保険料が適用されるので、割高になりがちな20代の方も加入しやすいでしょう。
万一の事故の際は、高度な専門知識を備えたプロフェッショナルが事故対応完了まで丁寧にサポートします。事故・トラブルの受付後は、事故対応の専任担当者と電話やLINEなどでやり取りできますので便利です。
20代は運転歴が浅いことから、事故などが起こったときにスムーズな対応を取ることが難しいこともあります。「おとなの自動車保険」では、事故の状況に応じた専門家が契約者に代わって対応、あるいは契約者をサポートするので安心です。
5. 保険料の見直しを考えましょう
保険料を高いと感じた場合は、一度、自動車保険の補償内容を見直してみましょう。
もしかしたら自分には不要な特約などがついていたり、運転者の範囲が限定されていなかったりすることで、余分な保険料を支払っているのかもしれません。自動車保険の保険料は、毎月支払うにせよ、年に一度まとめて支払うにせよ、20代の家計には大きな影響を与えます。
とはいえ必要なときに補償を受けられないのは困るので、補償内容についてもチェックしておく必要があります。「おとなの自動車保険」では対人賠償保険・対物賠償保険ともに無制限の補償なので、賠償額が高額になったときでも安心です。
※分割払の場合は、新規は年間12,960円、割引となります。
保険を選ぶなら「おとなの自動車保険」
- 納得の保険料
- 保険料は平均21,943円節約※1
- 豊富な割引プラン
- 新規なら最大13,600円割引※2
- 安心の事故対応
- ALSOK隊員が事故現場をサポート※3
- 大手損害保険会社(4社)から変更し、変更前の保険会社との比較で安くなった保険料を具体的な金額でお答えいただいた1,126人の平均です。(当社 既契約者アンケート/2024年1月実施、有効回答者数28,973人)
- 最大13,600円割引とは、ネット割+早割50日を適用した額です。ネット割は新規は13,000円となります。将来の割引は変更になることがあります。
分割払の場合、ネット割は新規は年間12,960円となります。そのため、最大割引額(ネット割+早割50日適用)は、新規は年間13,560円となります。 - 山間部や島しょ部、高速道路などかけつけサービスを提供できない場所や、一部サービス内容が限定的となる場合があります。また、交通事情、気象条件等によりサービスの提供ができない場合があります。