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手洗い洗車の正しい方法は?必要な道具やオススメの選び方、傷をつけないコツを解説

更新

2026/01/19

公開

2022/10/05

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洗車は、見た目を美しく保つだけではなく、ボディに傷がつくのを防いだり、塗装を保護したりするためにも欠かせないメンテナンスの一つです。洗車は定期的に行うことが大事なため、自身で手洗い洗車をしたいという方もいるでしょう。そこで本記事では、車を洗車するときの正しい方法や洗車の種類、頻度、傷をつけないためのコツなどについてわかりやすく解説します。

目次

    1. 洗車前に確認!汚れの種類と正しい対処法

    水垢・ウォータースポット・イオンデポジット

    水垢は、排気ガスやワックス、洗車時に落としきれていなかった洗剤などに含まれる油分が雨によって流れ、スジ状の汚れになったものです。
    イオンデポジットは、ボディについた水道水や雨が蒸発し、水分に含まれていたカルシウムやマグネシウムなどが残り、白いリング状の汚れになったものです。
    ウォータースポットは、ボディに残った水分が日光の熱を集めて、塗装面を焼いてしまい、クレーター状になってしまったシミのことです。

    <対策>

    水垢は、ワックスなどの油分が主な成分のため、通常のカーシャンプーを使用すれば落とすことができます。
    イオンデポジットは、ミネラルが主な成分のため、汚れがひどくない場合は通常の洗車で落ちることが多く、汚れがひどい場合でも、専用の除去剤を使用すれば簡単に落ちます。
    ウォータースポットは軽度の場合は、コンパウンド入りのワックスなどで対処できます。ただし、ウォータースポットは塗装面にダメージを与えている状態ですので、板金塗装専門店などのプロに研磨してもらうことをおすすめします。

    花粉・黄砂

    花粉や黄砂も、代表的な車の汚れの一つです。花粉は、スギやヒノキの花粉がよく飛ぶ2月上旬〜5月、ボディに黄色がかった汚れとして付着します。花粉は比較的簡単に落とすことができますが、雨などで水分を含むと、ペクチンという粘着質の成分が発生するため、汚れが落ちにくくなります。
    花粉に似た汚れが黄砂です。黄砂には石英や長石など硬い成分が含まれているため、ボディを傷つける原因になるほか、雨などで水分を含むと粘土のように固まってしまいます。

    <対策>

    花粉汚れが軽度の場合は、通常の洗車で落とすことができます。汚れが粘着している場合(ペクチンが発生した後)は、42~45℃程度のお湯をかけて洗車をすると、落ちやすくなります。
    黄砂も、水分を含む前であれば、通常の洗車で落ちることがほとんどです。しかし、傷がつかないようやさしく洗車することが大切です。それでも落ちない場合は、高圧洗浄機や鉄粉除去用粘土を使用しましょう。

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    鳥のフン・虫の死骸

    鳥のフンには、尿酸やタンパク質、油分など様々な成分を含んでいます。そのままにしていると、白いシミになったり、さらに時間が経つとクレーターになってボディの凹みやサビの原因になったりすることがあります。
    虫の死骸には、タンパク質やリン酸などが含まれます。タンパク質を含んだ虫の体液がボディにつき、乾燥するとこびりついたり、リン酸は濃度が上がると塗装面を腐食させたりしてしまうことがあります。

    <対策>

    鳥のフン・虫の死骸ともに、ボディについて間もないタイミングであれば、通常の洗車や高圧洗浄機で落とせます。そのため、汚れに気づいた時点ですぐに洗い流すことが肝心です。汚れがこびりついてしまった場合は、専用のクリーナーを使用して落とします。

    融雪剤・潮風(塩害)

    雪道では、融雪剤に含まれる塩化カルシウムや塩化ナトリウムは錆の原因になってしまうことがあります。また、潮風に含まれる塩分も錆を発生させる場合があります。

    <対策>

    雪道や海の近くを走行した後は洗車をし、塩分を洗い流すことで錆になるのを防ぐことができます。融雪剤は足回りに付着しやすいほか、錆びると走行に支障をきたすことがあるため、足回りは重点的に洗車しましょう。

    油膜

    窓ガラスに付着する油膜汚れは、排気ガスや雨で溶けたワックスなどに含まれる油分が原因です。視界が悪くなり、安全運転にも支障をきたすことがあるため、放置せずにきちんと落とすことが大切です。

    <対策>

    汚れが軽度の場合は、油膜を落とす効果があるウォッシャー液やシートで落とすことができます。汚れがひどい場合には、洗車専門店などプロに依頼するようにしましょう。

    ピッチ・タール

    ピッチ・タールとは、アスファルトに含まれている油性の物質です。舗装したばかりの道路から飛び散って、ボディの下部などに黒い点々のような汚れとして付着します。

    <対策>

    普通のクリーナーでは落ちにくく、専用のクリーナーで油分を分解します。専用のクリーナーを使用すれば、比較的簡単に汚れが落ちます。

    2. 洗車の種類と特徴

    洗車方法は、手洗い洗車、ガソリンスタンドなどにあるコイン洗車機による洗車、洗車専門店でのプロによる洗車と、大きく3種類に分かれます。ここでは、それぞれの洗車方法の特徴をみていきましょう。

    <洗車別の特徴一覧>
    洗車方法 コスト 時間・手間 仕上がり 傷のリスク 対応できる汚れ こんな人におすすめ
    セルフ洗車機  
    (安い)

    (早い)

    (簡易的)

    (ブラシ傷)
    軽度の汚れ 時間がない、気軽に洗いたい
    プロ洗車
    (高い)

    (長め)

    (最高品質)

    (低い)
    あらゆる汚れ 仕上がりにこだわり、手間をかけたくない
    手洗い洗車
    (中程度)

    (かかる)

    (丁寧)

    (低い)
    固着汚れ以外 こだわって洗いたい、コストを抑えたい

    ガソリンスタンドのセルフ洗車機

    多くのガソリンスタンドに併設されているのが、セルフ洗車機(門型洗車機)です。洗車メニューを選んで精算機に料金を投入すれば、洗車機が全自動で車を洗ってくれます。ガソリンスタンドのセルフ洗車機はほとんどがドライブスルータイプとなっており、メニューの選択も洗車も車に乗ったままで行えます。

    セルフ洗車機は、水洗いやシャンプー洗い、撥水加工、コーティング加工など、多彩なメニューが揃っています。車の底面を強い水流で洗浄するセルフ洗車機もあり、海岸沿いなどを定期的に運転される方など、塩害が気になる方に適しています。

    洗車後は拭き取りスペースに車を移動させて、ボディに残った水滴を拭き取りましょう。

    ガソリンスタンドのセルフ洗車機の特徴

    ガソリンスタンドのセルフ洗車機を使えば、早ければ5分程度という短時間でサッと車を洗えます。料金も数百円とリーズナブルなため、今ある汚れを効率良く落としたいときにおすすめです。

    セルフ洗車機のデメリットは、ブラシをたたきつけるようにして汚れを落とす点です。近年はブラシの改良が進んでいるものの、手作業とは違い小傷などがつきやすいです。また、あらかじめ決められた動作のみなので、洗浄したい部位の調整はできません。

    洗車後は風圧でボディから水滴を飛ばす工程がありますが、すべての水滴までは取り切れません。そのため、専用スペースに移動して水滴を拭き取る作業が必要です。この際、ガソリンスタンドによっては、拭き取り用のタオルをご自身で用意しなくてはならないこともあるので注意しましょう。

    洗車場についてより詳しく知りたい方は下記の記事でも紹介しております。ぜひ併せてご覧ください。

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    コイン洗車場はどんな場所?持っていくものや正しい使い方を徹底解説!

    洗車専門店

    洗車専門店とは、洗車のノウハウと専用の道具を備えたプロが手洗いしてくれる専門店のことです。車の状態に合わせて洗車してくれるため、コーティング直後でも安心して任せられます。

    ほとんどの専門店が予約不要としていますが、事前予約しておけば当日の混み具合や待ち時間がわかるので予定を立てやすいでしょう。

    洗車専門店の特徴

    手洗いするスタッフの技術もさることながら、洗車専門店の手洗いと一般的な手洗いの大きな違いは道具にあります。

    長い毛足のやわらかなモップ、きめ細やかな泡、コーティングをはがさない拭き取りクロスなど、洗車に適したプロの道具が使われます。さらに、汚れの洗い流しや泡のすすぎなどに使う水も、水跡や水垢のつきにくい純水を利用するため、透明感ある仕上がりを実現します。

    シンプルな洗車コースでも20~30分前後、2,000~4,000円ほどかかりますが、プロの道具や特別な水を使用するため、透明感のある仕上がりが実現します。

    また、洗車専門店のプロが自宅や勤務先、月極駐車場などまで洗車をしに来てくれる「出張洗車」もあります。

    自身で手洗い洗車

    洗車する時間と十分なスペースが用意できれば、自身で洗車したい方も多いのではないでしょうか。手洗い洗車は、愛車の気になる汚れを自分の目で確認しながら丁寧に洗えるため、こだわりのある方にもおすすめです。

    手洗い洗車の特徴

    自身で洗車するケースの手洗い洗車は、ボディの部位やパーツに合わせて力加減や道具を変えられるため、細やかで丁寧に作業できます。ご自身の目で確認しながら洗車できるため、砂やホコリといった見落としがちな汚れにも気づきやすく、洗車によるすり傷が生じにくいのも特徴です。

    洗い残しが少なく美しく仕上がりやすい手洗い洗車ですが、その分、時間と労力がかかるというデメリットがあります。また、洗車に必要な道具をそろえる初期費用も必要です。
    手洗い洗車をするには、十分なスペースや水道設備など、洗車に適した環境が必要です。自宅が無理であれば、セルフスタイルの洗車施設「コイン洗車場」も候補の1つとして検討するとよいでしょう。

    3. 手洗い洗車に必要な道具・おすすめの選び方

    大切な愛車であれば、一度手洗い洗車にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ご自身で手洗いする場合は、まず必要な道具をそろえましょう。最低限そろえておきたい洗車アイテムは次の6点で、カー用品ショップで数多く販売されています。こうした道具は価格差が大きく、1からそろえると高額になることもあります。最初は100円ショップの商品を活用するなど、手頃な価格から始めるのも良いでしょう。

    水道(ホース)

    ホースは、各パーツに水が届く余裕のある長さのものを選びましょう。自宅ではなくコイン洗車場などを利用する場合には、水道設備が整っていることが多いため、水道は不要です。

    バケツ(10Lほど)

    カーシャンプーは水で希釈して使うものが多いため、シャンプー液を作れる十分な容量のバケツを用意します。洗車道具の収納に使えるくらいの大きさのものであれば、さらに便利です。

    カーシャンプー

    ワックス成分や研磨剤を含むものもありますが、まずは、使いやすくボディに優しい中性タイプがおすすめです。また、傷がつくのを防ぐためにも、泡立ちが良いタイプを選ぶと安心です。
    なお、カーシャンプーには、車のボディカラーを指定している商品とオールカラー対応商品があります。ボディカラーを指定しているタイプは含まれる研磨剤の量が異なり、白・シルバーは多め、黒など濃色は少なめです。配合量が多いほど汚れは落ちやすい反面、塗装を傷めやすいので、指定されたカラー用を使うことが大切です。

    スポンジ

    ボディ用とホイール用で2個用意します。ホイールには、鉄粉や泥の汚れがついており、同じスポンジをボディに使うと、傷をつけてしまう恐れがあるからです。
    また、塗装やコーティングの施されたボディは、きめ細やかな泡で汚れだけをやさしく落とすことが大切です。そのためにも目が粗くて泡立ちが良いスポンジを選びましょう。また、自分の手のサイズや持ちやすいタイプのものを選ぶと、洗車を行いやすいです。

    拭き取りクロス

    スポンジと同じく、ボディ用とホイール用で2枚用意します。固かったり吸収性の悪いものだと摩擦によってボディに傷をつけてしまう可能性があります。そのため、自宅にあるタオルなどではなく、車専用の拭き取りクロスを用意しましょう。特に、柔らかくて吸水性の良いマイクロファイバータオルやセーム革がおすすめです。

    その他

    車高が高い場合には脚立や踏み台を用意しておきましょう。

    4. 手洗い洗車の手順

    道具をそろえたらさっそく手洗い洗車にチャレンジしてみましょう。洗車は正しい手順で行えば意外と簡単に終わります。ここでは、ご自身で手洗い洗車するときの基本的な手順を紹介します。

    手順①水で汚れを流す

    汚れのないように見えるボディにも小さな砂やホコリが付いており、そのまま洗うと洗い傷の原因になります。そこで最初に水で落とせる汚れをしっかり洗い流しましょう。洗車は「上から下へ」が基本です。水流や水圧を活かしながら、ルーフトップからホイールに向けて汚れを落とします。

    花粉や黄砂、鳥のフンや虫の死骸、排ガスに含まれる油分など、水では落ちにくいものも多く含まれますが、この段階でできる限りの汚れを落としておくことが、手洗い洗車を美しく仕上げるポイントです。

    手順②ボディを洗う

    ボディを洗うカーシャンプーはたっぷり泡立てましょう。バケツにカーシャンプーを入れて、強い水圧をかけると泡を作れます。

    ボディ用スポンジに泡をたっぷりつけたら、一定方向にスポンジを動かします。しつこい汚れがある場合には、汚れたスポンジを1度洗い、泡を付け直して再度洗います。

    手順③タイヤホイールを洗う

    ボディの次は「上から下へ」の基本に従い、タイヤホイールを洗います。タイヤホイールは車のなかでも特に汚れやすく、汚れが落ちにくい部位です。ボディより形状も複雑で洗いにくいため、ホイール用スポンジのほか、ホイール用ブラシや歯ブラシなどがあれば便利です。

    タイヤの汚れがひどい場合には、せっかく洗ったボディにタイヤの汚れが飛び散る可能性があります。その際は、先にタイヤを洗い、カーシャンプーを流してからボディを洗うのと手際よく洗えます。

    手順④カーシャンプーを水で流す

    車全体を洗ったあとは、カーシャンプーの泡を水で流します。このときも上から下へ流しましょう。

    この際、ドアやサイドミラーの隙間、ホイールハウスなど、隅々までしっかり洗い流さなければ洗浄成分が残り、塗装の色ムラやシミ、汚れの原因になります。目に見える泡だけではなく、細部まで念入りに洗い流すことが重要です。

    手順⑤クロスで拭き取る

    カーシャンプーを洗い流したら、ボディやタイヤホイールに残る水滴をクロスでしっかり拭き取ってください。水滴が乾く前にスピーディに行うことがポイントです。

    拭き取り用クロスはすり傷防止のため、あらかじめ濡らしておきます。また、拭き取りも一定方向で、力を加えず表面をサッと拭き取ります。

    5. 手洗い洗車で傷をつけずに綺麗に仕上げるコツ

    愛車を美しく洗いあげたい、満足いく仕上がりにしたいとお考えの方は、さらに上手に手洗い洗車を行うコツを押さえましょう。

    汚れ落としは2回行う

    洗車で注意したいのが、スポンジなどによるすり傷を作ることです。スポンジを使う前に水でどれだけ汚れを落としきっているかが、こうしたすり傷を防ぐカギを握ります。

    洗車で注意したいのが、スポンジなどによるすり傷を作ることです。スポンジを使う前に水でどれだけ汚れを落としきっているかが、こうしたすり傷を防ぐカギを握ります。

    そこで、ボディの洗い流しは念のため2回行うのがおすすめです。

    まずは、汚れがつきやすいタイヤホイールから水洗浄しましょう。汚れている場所から洗うことで、ボディに汚れが飛び散るのを防ぎます。なお、汚れをしっかり落とすためにも、ジェットノズルや高圧洗浄機を使うのがおすすめです。
    次は、ボディの水洗浄です。上から下へ、順番に水で汚れを落としていきます。ワイパー周りや、ドアの隙間、パネルの継ぎ目は汚れが溜まりやすいので、水圧でしっかり洗い流しましょう。

    最後に、車全体にもう一度たっぷりの水をかけ、シャンプー洗車に備えてボディ表面に残った微細な砂や、ホイール洗浄時に飛散した汚れを完全に流しきります。この2段階のすすぎを行うことで、洗車傷のリスクを大幅に減らせます。

    洗車は日差しの強くない曇りの日に行う

    洗車の仕上がりには、実は天気も影響します。

    良く晴れた日差しの強い日はボディの温度が上昇し、水やカーシャンプーがすぐに乾燥するため、シミや色ムラが起こりやすくなります。この状態でワックスやコーティング剤を塗ると、傷になることもあります。

    晴れた日と同様に、風の強い日も注意です。洗い流した後の濡れたボディに、風が運んできた砂が付着し、拭き取り時にすり傷の原因になることがあるからです。

    そこでおすすめなのが、風が弱く、日差しが強くない曇りの日です。ただし、夏は曇りの日でもボディが熱い可能性があります。そのため、午前中や夕方以降のできるだけ気温の低い時間を選ぶようにしましょう。また、洗車を始める前に、水をしっかりかけてボディ温度を下げてから作業を開始したり、部分ごとに洗い、すぐに水で洗い流すといった工夫も有効です。

    6. 手洗い洗車でよくある質問(FAQ)

    Q. 水道が使えない場合の手洗い方法は?

    周辺に水道や洗車スペースがなく、ガソリンスタンドやコイン洗車場も利用できない場合でも、水なし洗車用アイテムを使えば洗車が可能です。水なし洗車用洗剤には、ボディに吹き付け、タオルで汚れと一緒に拭き取る「スプレータイプ」、取り出して拭くだけの「シートタイプ」があります。
    そのほか、 あらかじめポリタンクに水をくみ、それをバケツに移しかえて洗車を行う方法もあります。しかし、傷をつけずに洗車を行うには、たっぷりの水が必要なので、ポリタンクの水を一定量用意しなければいけません。

    Q.マンションやアパートで洗車はしてもいいの?

    集合住宅の駐車スペースでの洗車は、「洗車可」という規約がない限り、基本的には避けた方が良いでしょう。共用エリアに設置された水道や排水設備を私用で使うことになり、床面を汚してしまう恐れがあります。さらに、水が周囲に飛び散ったり作業音が響いたりして、思わぬトラブルにつながる可能性もあります。

    マンションやアパート内で洗車が難しい場合は、水なし洗車アイテムの利用や、近隣のコイン洗車場・ガソリンスタンドの洗車機、あるいは専門店の手洗いサービスなど、周囲に迷惑をかけない方法を選びましょう。

    Q. 洗車の目安は?

    洗車の目安は月に1回程度です。最近の車はコーティングが施されているため、毎日洗うとコーティングを傷め、塗装にダメージを与えることがあります。ただし、保管環境によって最適な頻度は変わります。ガレージなら月1回で十分ですが、カーポートでは少し増やし、屋外駐車なら1~2週間に1回を目安にすると安心です。
    また、ボディカラーも目安の参考になります。黒など濃色は汚れや水跡が目立ちやすいため洗車頻度を高めに、白やシルバーなど淡色は月1回程度でも目立ちにくいです。ただし、汚れが目立たなくても定期的に洗車して塗装を守ることが大切です。

    Q. 洗車時、直射日光がNGな理由は?

    直射日光の下で洗車すると、水やカーシャンプーがすぐに乾いてしまい、水滴跡やシミが残りやすくなります。特に濃色車は目立ちやすく、仕上がりがムラになりがちです。また、日光でボディが熱くなるとスポンジやタオルが塗装に触れた際、細かいキズをつけやすくなるリスクもあります。そのため、洗車は日陰や涼しい時間帯に行うのが安全です。

    Q.コイン洗車場での手洗い手順は?

    コイン洗車場には、通常、洗車専用のスペースが設けられています。以下の手順で、手洗い洗車を行いましょう。

    1. 車を洗車スペースへ移動させる
    2. 手洗い洗車を行う(水洗浄から、カーシャンプーを水で流すところまで)
    3. 車を拭き取りスペースに移動させ、水を拭き取る

    Q.コーティング車にカーシャンプーを使っても良い?

    基本的に、コーティング車は水洗いで十分ですが、それでも汚れが落ちない場合は、コーティング車専用のカーシャンプーを選ぶのがおすすめです。コーティング車に酸性やアルカリ性、研磨剤入りのカーシャンプーを使用すると、皮膜にダメージを与えてしまうので、これらは避けてください。もし一般的なカーシャンプーを選ぶのであれば、中性か弱酸性タイプを使用しましょう。

    7. 監修コメント

    洗車は、ただ汚れを落とすだけでなく、車の状態を自身で確認する大切な機会にもなります。愛車をきれいに保っていると小さな変化に気づきやすくなるので、トラブルの防止にもつながります。定期的に正しい方法で洗車を行うことはもちろん、気になる汚れを見つけた際にすぐ対応できるよう、必要な道具をあらかじめ整えておくと安心です。
    また、時間が取れない場合や仕上がりにこだわりたいときは、洗車専門店のプロに依頼するのもおすすめです。洗車専門店の中には出張サービスを受け付けているところもあります。

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    井口 豪
    監修
    井口 豪(いのくち たけし)

    特定行政書士、法務ライター®︎。タウン誌編集部や自動車雑誌編集部勤務を経て、2004年にフリーライターに転身。自動車関連、ファッション、スポーツ、ライフスタイル、医療、環境アセスメント、各界インタビューなど、幅広い分野で取材・執筆活動を展開する。20年以上にわたりフリーライターとして活動した経験と人脈を生かし、「行政書士いのくち法務事務所」を運営。許認可申請、入管申請取次、遺言書作成サポートなど法務のほか、記事監修や執筆業も多数手掛ける。自動車業務に熟達した行政書士だけが登録を認められる、ナンバープレートの出張封印が可能な「丁種会員」でもある。

    HP https://inokuchi.pro/

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