インターネットから契約できるネット型自動車保険は、代理店型自動車保険と比べて保険料を抑えられる点が魅力です。
しかし、保険料が安いと、どこか不安を感じる方もいるかもしれません。
本記事では、ネット型自動車保険のしくみや保険料例、保険料が抑えられる理由、代理店型自動車保険との補償内容の違いの有無などを詳しく解説します。
- 目次
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1. ネット型自動車保険とは?
ネット型自動車保険とは、ダイレクト型(通販型)の自動車保険を指した呼称です。
ダイレクト型(通販型)とは、保険会社と直接契約するタイプの自動車保険であり、インターネットや電話を通じて契約手続きを進める点が特徴です。インターネット上での契約が可能であることから「ネット型自動車保険」とも呼ばれます。
ちなみに、一般的な自動車保険には、ダイレクト型(通販型)の自動車保険以外に「代理店型」と呼ばれる自動車保険もあります。
代理店型は、代理店を仲介して契約する自動車保険です。ネット型自動車保険とは異なり、担当者と対面で相談しながら補償内容を決めたり、契約ができたりする点はメリットといえます。
2. ネット型自動車保険の保険料例
ネット型自動車保険への加入を検討するにあたって、保険料がどのくらいかかるのか知りたい方もいるでしょう。ここでは、SOMPOダイレクトの「おとなの自動車保険」を例に、人気の車種・型式ごとの保険料例を紹介します。
車種・型式 | 保険料例(年間) |
---|---|
プリウス ZVW52 | 41,050円 |
N-BOX JF4 | 28,850円 |
タント LA660S | 28,440円 |
※「おとなの自動車保険の保険料相場」簡単シミュレーションで試算 15等級、35歳、ゴールド免許、年間走行距離3,000km以下、車両保険(フルカバー)あり、保険始期日2025年1月1日の場合
※条件
・保険始期日:2025年1月1日
・記名被保険者の運転免許証の色:ゴールド
・記名被保険者の年齢:35歳
・主な使用地:東京都
・年間走行距離:3,000km以下
・初度登録年月:2023年4月
・使用目的:日常・レジャー
・車を運転される方:本人・配偶者・別居未婚の子限定
・対人賠償:無制限、対物賠償:無制限、人身傷害(車内・車外ともに補償):5,000万円
・車両保険(フルカバータイプ、車両免責金額:0-10万円)
・車両保険金額:プリウス305万円、N-BOX165万円、タント160万円
・事故有係数適用期間:0年
・対物全損時修理差額費用特約、ロードアシスタンス特約:あり
・13,000円のネット割(新規・一括払の場合)、新車割引、ゴールド免許割引を適用済み
3. ネット型自動車保険の保険料が安い理由
ネット型自動車保険は、代理店型自動車保険に比べると保険料を抑えやすい傾向にありますが、主な理由として以下の2つが挙げられます。
- 営業コストが低い
- ネット割が適用される商品が多い
以下で詳しい理由を解説します
理由①:営業コストが低い
一般的な自動車保険の保険料は、事故時の保険金の支払いに充てられる「純保険料」と、保険会社を運営するための費用に充てられる「付加保険料」の2種類で構成されています。
代理店をとおして自動車保険を販売する場合、店舗の維持費や人件費などさまざまなコストがかかります。この営業コストは付加保険料に反映されます。
ネット型自動車保険は代理店を仲介せずに直接保険会社と契約するため、代理店型自動車保険に比べて営業コストなどが抑えられ、全体の保険料も安くなる傾向があります。
理由②:ネット割が適用される商品が多い
「ネット割」の存在もネット型自動車保険が保険料を抑えやすい理由の1つです。
ネット型自動車保険には、インターネットからの契約で保険料が割引かれる「ネット割」が設けられている商品も多いです。割引額は商品によって異なり、なかには10,000円以上の割引を受けられる商品もあります。
例えば、「おとなの自動車保険」にインターネットから新規でご契約いただく場合、13,000円のネット割が適用されます(※)。
(※)分割払の場合、新規は年間12,960円となります。
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なお、SOMPOダイレクトの調査によると、大手損害保険会社(4社)から「おとなの自動車保険」に切り替えた方の95.6%が「保険料が安くなった」と回答し(※)、実際に保険料が抑えられるケースが多いことがわかります。
24年4月 | 24年4月 | 24年5月 | 24年6月 | 24年7月 | 24年8月 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
安くなった | 93.4% | 95.1% | 94.8% | 98.7% | 96.9% | 95.6% |
高くなった | 1.4% | 2.2% | 1.5% | 0.4% | 1.5% | 1.4% |
変わらない | 1.7% | 0.4% | 1.1% | 0.4% | 0.5% | 0.9% |
この自動車保険が初めて | 1.4% | 1.1% | 0.7% | 1.0% | 0.9% | |
覚えていない/わからない | 2.1% | 1.1% | 1.9% | 0.4% | 1.2% |
※調査期間:2024/4/1~2024/8/31 調査対象者:おとなの自動車保険新規成約者 調査手法:アンケート調査 有効回答者数1,265名
4. ネット型自動車保険と代理店型自動車保険の補償内容に違いはある?
ネット型自動車保険は保険料を抑えやすい分、「代理店型自動車保険に比べて受けられる補償が薄いのでは?」と思われることもあります。しかし、ネット型自動車保険と代理店型自動車保険の補償内容に大きな差はありません。
先述のとおり、ネット型自動車保険の保険料を抑えやすい理由は「代理店を仲介せずに契約できる」「ネット割を設ける商品が多い」ためです。必要な補償を削って保険料を抑えているわけではありません。
また、自動車保険の補償内容は各保険会社で異なります。そのため、自動車保険を契約するときは、ネット型・代理店型という違いだけで判断せず、必要な補償が揃っているかどうかを見極めることが大切です。
事故対応力にも大きな違いはない
ネット型自動車保険と代理店型自動車保険では、事故対応力にも大きな違いはありません。
通常、事故発生から事故解決までの主な業務は、保険会社の事故サービスセンターが行います。代理店担当者によるサポートの有無といった違いはあるものの、代理店の有無が基本的な事故対応に大きく影響することはありません。
ネット型自動車保険でも、保険会社による事故対応サポートをしっかりと受けられます。事故対応を重視する場合は、加入方法ではなく保険会社の事故対応力を基準に自動車保険を選びましょう。
なお、具体的な事故対応サポートの内容は自動車保険の種類によって異なります。例えば「おとなの自動車保険」をご契約いただいている場合には、事故発生時に以下のような事故対応サポートを受けられます。
- 事故受付は24時間365日対応
- 事故発生時の連絡は電話だけでなく、インターネットやアプリからも可能
- 24時間365日、ロードアシスタンスは全国約8,000ヶ所(※)の拠点から急行(ロードアシスタンス特約をセットした場合)
- 事故専門の担当者が修理工場や病院への連絡、相手方の対応までサポート
※2024年4月時点
※ロードアシスタンスはSOMPOダイレクトの委託先会社から提供されます。
5. 保険料が安いネット型自動車保険を探している方へのおすすめは?
保険料の負担を抑えたネット型自動車保険を探している方には、SOMPOダイレクトの「おとなの自動車保険」がおすすめです。
「おとなの自動車保険」では、充実した補償や事故対応サポートのご提供に加え、合理的で納得感のある保険料を実現しています。
例えば、保険料は過去1年間の走行距離に応じて決まる仕組みを採用しているため、走行距離が短い場合は保険料がよりお得になります。また、1歳刻みの保険料体系を採用しているため、事故率の低い世代の方は保険料をより抑えることが可能です。
このほか、豊富な割引プランも「おとなの自動車保険」の特徴の1つです。
先述したネット割以外にも、早めのご契約で割引が適用される「おとなの早期契約割引」、2台目以降のご契約がお得になる「おとなの2台目割引」など、さまざまな割引プランをご用意しています。
6. 保険料が安いネット型自動車保険でお得なカーライフを満喫しましょう
ネット型自動車保険は、インターネットや電話で契約する自動車保険です。
インターネット環境があれば契約時に時間や場所の制約を受けないため、忙しくて時間がない方でも、ご自身の都合が良いタイミングや場所で手続きができます。
代理店型自動車保険に比べて、保険料を抑えやすい点もネット型自動車保険の大きなメリットです。保険料を抑えられるからといって、補償内容や事故対応サポートが劣ることもありません。
また、ネット型自動車保険は「補償内容を担当者に相談できない」とイメージされることもありますが、保険会社によっては補償選びを電話でサポートしてくれます。
例えば、「おとなの自動車保険」では、保険に関する疑問やお見積り、補償選びをサポートする専用の窓口をご用意しています。サポートを受けながらご自身に適した補償を選びたい方は、「おとなの自動車保険」をご検討ください。
保険を選ぶなら「おとなの自動車保険」
- 納得の保険料
- 保険料は平均21,943円節約※1
- 豊富な割引プラン
- 新規なら最大13,600円割引※2
- 安心の事故対応
- ALSOK隊員が事故現場をサポート※3
- 大手損害保険会社(4社)から変更し、変更前の保険会社との比較で安くなった保険料を具体的な金額でお答えいただいた1,126人の平均です。(当社 既契約者アンケート/2024年1月実施、有効回答者数28,973人)
- 最大13,600円割引とは、ネット割+早割50日を適用した額です。ネット割は新規は13,000円となります。将来の割引は変更になることがあります。
分割払の場合、ネット割は新規は年間12,960円となります。そのため、最大割引額(ネット割+早割50日適用)は、新規は年間13,560円となります。 - 山間部や島しょ部、高速道路などかけつけサービスを提供できない場所や、一部サービス内容が限定的となる場合があります。また、交通事情、気象条件等によりサービスの提供ができない場合があります。