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免許写真は持ち込みできる!持参写真の条件や注意点、綺麗に写るコツも解説

更新

2023/02/22

公開

2023/02/22

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一般的に、運転免許証の写真は運転免許センターなどで撮影したものを使用しますが、写真の仕上がりに満足できない方は意外と多いのではないでしょうか。運転免許証は一度更新すると3〜5年使用するため、できれば満足のいく写真を使用したいですよね。

実は、運転免許証の写真はご自身で撮影したものを使用することができます。今回は、写真を持参したい方に向けて、持参写真で申請するための手続きや場所、規定などをご紹介。また、綺麗に写るコツも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

    1.持参の免許写真を申請できる手続きや場所は?

    持参写真を使用できる手続き

    東京都の場合、持参写真を使用できる手続きは「更新」「再交付」「併記手続」です。ただし、都道府県によっては「新規」でも持参写真を使用できることがあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

    場所

    運転免許証の作成は、警察署や運転免許センターで行いますが、持参写真を使用できる会場は限定されています。以下に、主要な都道府県の会場を紹介しますので、参考にしてください。

    都道府県 持参写真の使用が可能な会場
    東京都 運転免許試験場(府中、鮫洲、江東)。
    神奈川県 運転免許センター、即日交付警察署以外の警察署。
    愛知県 運転免許試験場。※事前の電話予約が必要
    大阪府 運転免許試験場、警察署。

    また、基本的に持参写真による運転免許証の作成は、平日のみ受け付けています。ただし変更される場合もありますので、事前に手続きを行う会場に問い合わせておくと安心です。

    2.免許写真を持ち込む場合の条件は?

    免許写真の規定は?

    運転免許証に使用できる写真には規定があります。「写真を持参したものの、規定を満たしておらず使用できなかった」とならないよう、事前にしっかりと以下に当てはまるかをチェックしておきましょう。

    • 縦3cm×横2.4cm
    • 無帽、正面、上三分身(胸から上)
    • 無背景
    • 申請前6ヶ月以内に撮影したもの

    国外運転免許証の申請時の写真のサイズは、縦4.5cm×横3.5cmです。

    宗教上または医療上の理由がある場合は、帽子等の着用可。

    免許写真のNG例は?

    続いて、不適切な免許写真の例をいくつか紹介しましょう。ポイントとしては、「道路交通法施行規則の基準を満たしているもの」「個人の識別が容易にできるもの」「免許証が適正に作成できるもの」の3つです。以下に紹介する例は規定を満たしていないとみなされ、免許写真に使用できないので気をつけてください。

    道路交通法施行規則の基準を満たしていないとされる例

    • 頭部を覆うような幅の広いヘアバンドやバンダナ等をしている
    • 顔や目線が正面を向いていない
    • 背景に景色が写っている など

    個人の識別が容易にできないとされる例

    • マスクを着用している
    • 顔や目が髪の毛や衣類・スカーフなどで隠れている
    • 写真を修正、合成している
    • 写真が明るすぎる、もしくは暗すぎる
    • 歯を見せて笑っている など

    免許証が適正に作成できないとされる例

    • 写真のコピー
    • 写真に傷や汚れがある
    • 頭の上に2〜4ミリの余白がない など

    都道府県によっては、イラストや写真付きの不適切な免許写真例、「免許写真判断基準」チェック表をウェブで紹介しているので、こちらを参考にしてもいいでしょう。

    免許写真判断基準(東京都警視庁ウェブサイト)

    上記の通り、規定に関して紹介しましたが、都道府県によって異なる場合があります。例えば「写真の裏に氏名・撮影日時を記入」など、細かな指定が設けられていることも。そのため、手続きする運転免許センターなどに事前に確認しておくことをおすすめします。

    3.免許写真を持ち込む時の注意点は?

    手続きに時間がかかり、当日に交付されない場合がある

    持参写真で運転免許証を作成する際には、通常より手続きに時間がかかります。この点をふまえ、少し時間に余裕を持ってスケジュールを立てておくといいでしょう。また会場によっては、当日ではなく後日に運転免許証が交付される場合もあります。当日に運転免許証が欲しくても受け取れないことがありますので、注意してください。

    規定を満たしていない場合、再申請が必要になる

    上記で説明した規定を満たしていない場合、免許証写真として受理されません。そのため、後日再申請が必要になったり、結局、会場で撮影した写真を使用したりすることになります。撮り直しになることがないよう、規定をしっかりチェックしておくことが大切です。もし自分で適切な写真を用意できるか不安な場合は、写真スタジオなどで撮影をお願いする方が安心でしょう。

    提出した写真がそのまま免許証の写真とならないこともある

    持ち込んだ写真は、機械で読み込んで印刷するため、色彩や濃淡が変わったり、画質が劣化したりすることがあります。完成した運転免許証を見てガッカリしないよう、写真がそのまま免許証の写真にならないとは、あらかじめ認識しておくようにしましょう。

    4.免許写真を綺麗に撮るコツは?

    すっきりした髪型にする

    写真を撮る時、輪郭を隠したり、小顔に見せるために顔周りに髪を残したりする方もいるかもしれません。しかし、顔に髪がかかっていると、影ができてしまい暗い印象になることも。免許写真では顔周りをすっきりさせる方が明るい印象にすることができます。髪が長い方は結んだり、前髪も顔にかからないようにしたりするといいでしょう。

    明るい色の服を着る

    免許写真を撮る時には、白やベージュなどの明るいトーンの服を着るようにしましょう。明るいトーンの服はレフ板のような効果をしてくれるため、光を反射して肌を明るく見せてくれます。また、首が詰まった服よりも、VネックやUネックなど首元の空いた服の方が顔をすっきり見せてくれるため、小顔効果が期待できます。

    自然な表情を心がける

    免許証の写真は歯を見せて笑うのはNGですが、口を閉じて微かに微笑むのはOKです。撮影する時には、リラックスして口角を少し上げ、柔らかな表情を意識してみてください。すると、自然な表情をつくることができるでしょう。

    流行ではなくスタンダードなメイクで

    免許証は一度更新すると、基本的に3〜5年同じものを使用します。メイクをする場合、数年後に見た時に違和感がないよう、流行のものではなくスタンダードなメイクにするといいでしょう。また、夕方になるとメイクが崩れてしまう可能性があるため、できるだけ早い時間帯に写真を撮影することをおすすめします。

    5.まとめ

    運転免許証に使用する写真は、持ち込みすることができます。しかし規定が細かく決められているため、必ず撮影前には申請写真のルールを確認しておいてください。もし、規定を満たした写真を用意する自信がないという方は、撮影スタジオなどでプロのカメラマンに撮影をお願いするといいでしょう。

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