夏の風物詩、花火大会。都市部では有名な大きい花火大会がいくつもありますが、場所の争奪戦や行き帰りの混雑には辟易しませんか? そんな時にオススメなのは、車で都会の人混みから離れ、アウトドアを楽しみながら花火を観ること。この記事では、自分の車で好きな場所にドライブできるオトナならではの贅沢な花火の鑑賞方法をご紹介します!
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今年はゆっくり花火を楽しみたい
夏のイベントの一つである花火大会。規模が大きくて有名な花火大会に足を運んだことがある人も多いのではないでしょうか。真っ暗な空に花火が上がった瞬間はとても感動的ですが、花火大会が始まる前の場所取りや、帰り道の混雑に疲れ果ててしまうことも。
そこで今日ご紹介したいのは、「アウトドアを楽しみながら花火大会も満喫する」こと。車を乗りこなすオトナだからこそできる、ちょっと趣向を凝らした贅沢な花火の楽しみ方です。さらに、メモリアルな1日を快適に過ごすための、おすすめドライブプランもご紹介します! 人混みから逃れ、アウトドアを楽しみながら花火を鑑賞する。そんな贅沢な夏の思い出を作ってみませんか。
キャンプでくつろぎながら花火を眺める
子供からオトナまで楽しむことができる、夏のイベント「キャンプ」。車にテントやラグ、ランタンを詰め込んで、ドライブで目的地に向かうのは楽しいひと時ですよね。全国のキャンプスポットの中には、夏の時期に花火大会が見られる穴場が複数存在します。
特にキャンプ愛好者に有名なのは、こんなスポットです。
- ケニーズ・ファミリー・ビレッジ(埼玉県)
- 初島アイランドリゾート(静岡県)
- 榛名湖オートキャンプ場(群馬県)
ネットを調べるとたくさんのキャンプスポットが出てくるので、是非探してみてくださいね。
食事を終えてゆっくり温かいコーヒーを飲みながら虫の音を聴いていると、突然響き渡る花火の打ち上げ音。ビルに囲まれた都会とは違い周囲の明かりが届かない場所から観る花火は、きっとより一段と綺麗に見えるはずです。
「キャンプ×花火鑑賞」理想のドライブプラン
待ちに待ったキャンプ当日! 自然を満喫し薪でご飯を作る非日常感にテンションも上がりますよね。
最後の目的である花火をリラックスして鑑賞できるよう、早めに夜ご飯を済ませて、温泉で汗や煙のにおいをとってさっぱりしておくことがオススメです。ちょっとしたドライブで温泉に行けるようなキャンプ地を選んでみると良いでしょう。
<ドライブプラン>
愛車にキャンプ道具を詰め込んで、いざ自宅を出発!
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キャンプ場で作る夜ご飯の買い出し。車だからたくさん買っても問題なし!
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目的地までの道中でランチ
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キャンプ場到着
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水遊びや魚釣り、日光浴を楽しむ
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夜ご飯!自然の中で食べるご飯を満喫
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近くの温泉までドライブ。汗を流してさっぱり
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待ちに待った花火鑑賞
カヌーで水上から花火を見上げる
湖や河にカヌーを浮かべ、息を飲むような美しい色とりどりの光がパラパラと散っていく様子を、気持ちの良い風を感じながら見上げる。そんな体験ができたら一生の思い出になりますよね。
長野県の諏訪湖や、山梨県の西湖など、都心からドライブで数時間の場所には、カヌーから花火を観ることができる穴場スポットがあるのです。
もちろん、暗闇でカヌーに乗ることになるので、カヌーの操縦に予め慣れておくことが大切です。そして安全に十分気をつけ、ライフジャケットやヘッドライト、カヤックの先につけるライトなど準備をしっかりして臨みましょう。
※夜間航海が禁止されている場所もあるので、目的地の候補を決めたら予め自治体に問い合わせましょう。
「カヌー×花火鑑賞」理想のドライブプラン
カヌーで花火を観る場合には、カヌーを乗り入れる場所を明るいうちに確認しておく必要があります。そのため、メインイベントは夜であってもお昼頃から余裕を持って行動するのが◎。せっかく遠出をするなら現地の名産物を買いに行ったり、ちょっとした観光地に足を運んだりしてみてもいいかもしれません。さらに、夜の湖畔は気温が下がり身体が冷えてしまう可能性があるので、カヌーに乗り込む前に温かい飲み物を調達しておくのがオススメですよ!
<ドライブプラン>
車でカヌーを目的地まで運び乗り入れ地を確認
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道の駅に立ち寄って新鮮な野菜を購入
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目的地周辺でご当地グルメを堪能
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カフェのドライブスルーでホットのカフェオレを調達
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いよいよカヌーの航海開始!花火を観ながら忘れられない時間を過ごす
山頂から花火を見下ろす
最後にオススメしたいのが、山から"見下ろす"花火です。普通の鑑賞方法であれば花火は見上げて楽しみますが、この楽しみ方なら「花火を見下ろす」というレアな体験ができるのが嬉しいポイントです。
綺麗な空気を吸いながら美しい自然の中をドライブし、山のふもとに着いたら荷物を下ろして黙々と山を登り始める。目的地までの道のりは長く険しくても、花火への高揚感でいつもより足が軽く感じるのではないでしょうか。
実は富士山でも登山途中に花火を見ることができるのだとか。富士山吉田口登山道は山中湖と河口湖、須走口登山道は山中湖が遠方に見えるため、7月〜8月の花火大会シーズンに登ってみるのもオススメです。
※夜間の登山は危険な場合があるので、ツアーガイドをつけるなど安全に配慮しましょう。
「登山×花火鑑賞」理想のドライブプラン
登山の際は決して無理をせず、適度に休憩をしながら自分のペースで登ることが大切。花火の時間を気にして焦って無理をしてしまわないように、時間に余裕を持って目的地までドライブしましょう。
そして、登山の醍醐味の一つは下山後の足湯や温泉です。疲れた身体を癒すため、近くの温泉地も欠かさずチェックしてみてくださいね!
<ドライブプラン>
登山グッズを車に詰め込み出発!足元を照らすライトや熊よけの鈴を忘れずに。
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登山口周辺で食事
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いよいよ登山開始!花火鑑賞スポットを目指します
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念願の花火!
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山小屋で一泊
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朝ごはんを食べて下山
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温泉または足湯までドライブ。疲れた身体を癒して
今年の夏はドライブで花火を観に行こう
花火は観たいけど、人混みで揉みくちゃにされるくらいなら家にいた方がいい。そんな気持ちで何年も過ごしているあなた。今年は是非、穴場スポットで花火を鑑賞してみませんか?
ドライブしながら快適にアウトドアを満喫し、人とは違う形で花火を鑑賞する。オトナだからこその楽しみ方をぜひ体験してみてください。きっと大切な人と素晴らしい時間を過ごせますよ!