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評価されるPHEVの"バランス"
EVオーナーの声 2025.02.20

【EV VOICE 8】「次はPHEV」と考えるHEVオーナーのリアルな声

評価されるPHEVの"バランス"

HOW TO EV VOICEでは、『おとなの自動車保険』会員を中心に多くのマイカー所有者の声を集めるための口コミアンケートを定期的に実施しています。

第1回のアンケートは2024年6月に実施しました。EVオーナーだけでなく、様々な車種のオーナーにもEVカーライフについてどのように思っているか、このアンケートをもとに、EVカーライフの先輩の回答を分析しつつ、シリーズでクルマオーナーの声を紹介していきます。

さて、第8回のテーマは現在HEV(ハイブリッド車)のオーナーのうち、次はPHEV(プラグインハイブリッド車)を購入したいというオーナーがなぜそう考えているのか、理由を探っていきます。

充電インフラの整備に期待!

HEVオーナーが次に選ぶクルマの動力源(複数回答) 統計グラフ

今回のアンケートでは、現在HEVに乗っているドライバーのうち24%の方が、次に購入する車としてPHEVを検討していることが明らかになりました。もちろんBEVとPHEVの両方を候補にしている方も多いのですが、「BEVではなくPHEVを検討中」という方々もいらっしゃるのです。

その理由として最も多く挙げられたのが、充電インフラの整備状況への不安です。「設備が少ないから」、「充電器のインフラが整備されていないから」というコメントが目立ちました。特に、マンションやアパートにお住まいの方からは、「集合住宅のため、充電設備の設置見込みが定まらない」、「契約駐車場が機械式で充電設備がない」といった、居住環境に関係する具体的な課題が挙げられています。また、「充電施設が充実していないから」、「高価だから」という意見も多く、充電設備の普及状況と価格面での課題が浮き彫りになりました。

生活スタイルに合った性能で安心したい

次に多かったのが、航続距離への意見です。「スキー、ドライブが趣味だが航続距離が短すぎる」、「雪で通行止めになったとき充電できない」といった、レジャーや緊急時を想定した具体的な理由が寄せられました。特に、寒冷地在住のオーナーからは、「北海道の厳寒期の快適性に不安を感じるから」、「寒いと航続距離がさらに短くなる」といった、気候条件による性能低下を心配する声も目立ちました。

充電時間の長さも次のクルマを選ぶ上で大切な要素となっています。「充電に時間がかかりすぎる上、走行距離が短い」、「アパートなので自宅充電ができない」、「長距離移動時に途中で充電する場合、時間がかかりすぎる」といった意見が多く見られました。さらに、「出先で充電施設の選定に苦労しそう」という、充電スポット探しの手間を懸念する声も少なくありません。

ある回答者からは「カタログでは400~500kmの走行が可能とあっても、暖房・冷房を使えば約半分程度になるのでは?都会なら十分かもしれないが、緊急時の発電用エンジンはあった方がいい」という指摘もありました。

環境配慮と実用性のバランスがGOOD

このような状況の中、PHEVは電気とガソリンのダブルパワーの動力源を持つことで、日常使用での電気走行と長距離移動時のガソリン走行を両立できる現実的な選択肢として支持を集めています。「100%電気だと災害時に不安だから」、「充電切れに怯えながら走るのが嫌だから」という声に見られるように、PHEVは安心感のある選択肢として評価されています。

今回のアンケートから、環境への配慮と実用性のバランスを重視するHEVオーナーには、PHEVが現時点での最適解として捉えられていることが分かりました。ただし、高速道路のSA・PAや道の駅、商業施設や宿泊施設などで充電設備の導入は着々と進んでいます。集合住宅への設置も少しずつですが増えてきました。そして、バッテリーの進化や車体の軽量化、新しい技術の開発によって、長距離ユーザーも満足できる航続距離のBEVが出てくることでしょう。そうなれば、HEVオーナーの次期購入モデルの選択肢はぐっと広がるはずです。

  • 【アンケート調査概要】
    アンケート内容:お車に関するアンケート
    調査対象:おとなの自動車保険契約者
    総回答者数:2,860人
    実施期間:2024年6月24日~2024年6月28日
田代真人さん

分析と声の紹介:田代真人さん

福岡県出身。九州大学工学部卒業後、朝日新聞社入社。
その後、学習研究社にてファッション女性誌編集者、ダイヤモンド社にてWebマスター、雑誌編集長、書籍編集などを経て、起業。
出版&電子出版、Webプロデューサー、PRコンサルタントとして活動。現在は、桜美林大学非常勤講師など複数の大学で「コミュニケーション」「編集論」を教えている。そしてはじめてのEVとしてテスラ「モデルY」を2022年に購入し、EVカーライフを体験中。

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